『椎間板ヘルニア』と言われたら
2020年12月21日

『椎間板ヘルニア』と言われたら
腰が痛くて病院に行ったら
『腰部椎間板ヘルニアです』と言われた
そんな方へ
簡単ではありますが
自宅での気をつけるべき事などをまとめております
先ずは『腰部椎間板ヘルニア』について簡単に説明します
人間の背骨はこのようになっていて

7つの頸椎(首の骨)
12個の背中の骨(胸椎)
5つの腰の骨(腰椎)
骨盤の骨があります
その骨をつないでいるのが
椎間板です

その椎間板は①繊維輪②髄核の二つの成分からなりま
この髄核が飛び出した状態を『腰部椎間板ヘルニア』といいいます
さて
なぜ椎間板が飛び出してしまうのでしょうか?
この図をみて下さい
どの姿勢が椎間板にストレスがかかるか?
という説明図になりますが

寝ている状態よりも、立った姿勢、立った姿勢よりも座った姿勢の方が
ストレスがかかり、中腰姿勢ではかなり高いことがわかります
『重いものをもって痛くなった』
などはやはりヘルニアになりやすい姿勢で発症したと言えます
そこで気をつけて欲しいこと①
『出来るだけ背中を曲げて長時間座らない』
中腰で物を持たないのは既にヘルニアで痛みがある方には言うまでも無いと思います
座った姿勢、特に背中を曲げて長時間座ることが
患部への負担が強くなります
デスワークでどうしても座る時間が長いという方は
このように骨盤を立てて座ると負担が軽減されます

ただ骨盤を立てて座るのも筋肉が疲れてしまいます
そこで使うと良いのが『腰枕(こしまくら)』というものを使用すると良いでしょう
既製品でも販売されていますが
バスタオルなどを丸めて使うと簡単かつ衛生的でおすすめです

『腰部椎間板ヘルニア』の症状で『腰痛』の次に出やすいのが『坐骨神経痛』です
ヘルニアになると周囲の神経を刺激して
坐骨神経によるお尻から足先まで『痛み』や『痺れ』
が出現します、そのまま放置をすると足首が動かなったりしますので
要注意です
その場合まずは行って頂きたいのが
『SLRストレッチ』です

写真のように膝を伸ばした状態で痺れ・痛みのある側の足を出来る限り上に挙げます
坐骨神経は腰から足までつながっており一本の木の根のようになっています
ヘルニアになると根本の部分が刺激をされて
足先まで痛みや痺れが出現します
このSLRストレッチはこの根本の神経の引っ掛かりを
解除することが知られています
脊椎専門の病院でヘルニアの手術後には必ず
このストレッチが行われます
最初は痛みを感じることもありますが
少しづづ角度を上げていくことで症状が緩和されるので
是非行ってみて下さい
かなり長文になりましたが簡単にまとめています
『腰部椎間板ヘルニア』と診断された場合は
①出来るだけ背中を曲げて長時間座らない
②座る時は『腰枕(こしまくら)』が有効
③坐骨神経痛には『SLRストレッチ』が有効
となります、是非ご参考にされて下さい
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