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沖縄県、宜野湾市にある「宜野湾スポーツ接骨院」。スポーツでのケガ・障害・コンディショニング・予防対策など、20年以上の経験のある院長が科学的根拠をもとに最善の施術をご提供致します。




足関節捻挫(ねんざ)に対する各種 画像検査の違いについて


足首を捻挫(ねんざ)した時に

“どういう検査をしたらいいの?”
“レントゲン検査で特に異常はなく湿布出されたけどまだ痛いんだけど。。。”


というご質問を多数頂きます捻挫をした場合に
どのような検査を医療機関で受けるべきか

をご紹介します

まず最初に行かれることの多い
整形外科で行われる検査は
レントゲン検査です
日本ではほとんど捻挫をした場合には必ずといっていいほど行われる検査になります




レントゲン検査は主に骨構造を確認しています
どういうことかというと捻挫の場合は

大きく骨折をしていないか?が主な目的になります

レントゲン検査の利点はやはり大きな骨折を見逃すことが少なく外来で簡便にとれるので時間と手間がそこまでかかりません

レントゲン検査には苦手な点も有り
足関節捻挫の場合は
映りにくい小さな骨折の場合は見逃されやすく靭帯損傷の詳細は確認することが出来ません
スポーツ活動においては細かい骨折や靭帯損傷を放置しておくと痛みやパフォーマンス低下に直結します

足関節捻挫の場合レントゲン検査のみではやはり不十分であると
近年言われてきています





次に病院で行われる検査はMRI検査



捻挫のあと骨挫傷と言って骨の奥の組織が損傷している場合もまれですが問題になることがあります
その場合にもレントゲンでの評価は困難でありMRI検査が必要になります
MRIは装備している施設も少なく費用もレントゲン検査に比べて高額になってしまいます
通常の足関節捻挫では足関節捻挫で通常行われることはない検査と言えます





次にCT検査ですが
レントゲン検査を様々な方向から撮影し3Dに確認することが出来ます

より細かい骨折がわかりますがレントゲンより
被曝量が圧倒的に多くなる為、不必要に行うべきものではなく
なく靭帯損傷が評価出来る訳ではない為通常の足関節捻挫では行われません





最後にご紹介するのは最近、特に注目されている
足関節捻挫で特に有効とされている検査が超音波エコー検査です



超音波エコー検査は
①細かい靭帯の評価が可能
②細かい骨折の評価が可能
③炎症状態の評価が可能
④靭帯の安定性を評価が可能


など良い点が多数あり特に足関節捻挫を起こした場合には
靭帯の評価や骨折がないかなどの初期評価にとても有効です




欠点もあり
エコーでは関節全体を捉えることが困難で骨折があってもどのような骨折かは判断できません、大きな骨折の可能性がある場合はレントゲンとの併用が必要となります

その他検査者の技術がとても重要な検査手法になるので熟練者とそれ以外との差があり初学者や専門でない人が行うと誤った判断をされることも多くあります


簡単に各画像検査についてまとめてみました

”画像検査はあくまでも補助診断”
と専門家の中では良く使われる表現ですが

画像以外のことも重要で、どのようにケガをしたのか?どこがいたいのか?など
丁寧な問診や各種検査などがあってこそ活かせることができる手段です

足の捻挫をしたら信頼の出来る医療機関にかかることをオススメします




参考文献)

1)Accurate use of imaging in ankle sprain/JL Brasseur

2)Diagnostic Accuracy of Ultrasound Compared to Radiography among Patients with Ankle Fracture/Maryam Massaeli

3)A new classification of anterior talofibular ligament injuries based on ultrasonography findings
/Masahiko Kemmochi