小・中学生では2週間以上続く腰痛患者の45%が分離症であったという 驚くべき研究があります。
疲労骨折はその名の通り使いすぎて起こってしまう骨折です 、放置しておくと骨折部分が治らずに、腰椎の場合は腰椎分離症という状態になり、将来にわたり痛みや脚の痺れの原因となります。
ですので。。。。
腰椎の疲労骨折を早期発見するとと予防することが重要となります。
・腰椎疲労骨折はなぜ発見が遅れるのか?
ではなぜ見過ごされるか?ということですが
- 腰痛で医療機関に行くことが少ない
- 単純レントゲンでは判断出来ない
ことが挙げられます 、腰椎疲労骨折になる子供は特にスポーツをや運動を行なっていることが ほとんどで”たかが腰痛”と看過されることが多いことも原因と推測されます
病院やクリニックにいってもレントゲンでは分かることはほとんどないので それもでまた見過ごされる原因にもなります 。
腰椎の疲労骨折の検査は最初にMRIその後CTということが推奨されています 最初、行かれる時はMRIを設置されている医療機関にいかれることをオススメします 。
その後は状況によって装具療法などを行うことで治療を行なっていきます 、早期発見は完治の確率が上がりますので お子さんで2週間以上続く腰痛は早期にMRI検査を受けることをお勧め致します 。
腰椎疲労骨折は装具療法と併用しLIPUS(低出力超音波)が有効です、 当院では運動量も含め医療機関と連携してLIPUS治療を行なっております
お子さんが疲労骨折かも??? といった場合のご相談も承っておりますので
お気軽にお声掛け下さい 。
参考文献 酒巻忠範、西良浩一:発育期腰椎分離症の早期診断と保存療法のポイン
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