症状

骨折・脱臼

【骨折ってなに?】

 人の体には約206個の”骨”がありそれが約68個の関節でつながっています。
骨は私達の体で様々な役割をしており、骨の中で血液を作ったり、内臓などの臓器を守ったり、運動することを可能にしています。
そんな私達の体にとっては無くてはならない”骨”ですが、”何らかのきっかけでその組織が損傷すること”を
『骨折』と言います。骨折は大きく分けると2つあり『完全骨折』と『不完全骨折』です。
『完全骨折』は”骨の連続性が完全に絶たれたもの”とされており(下記図)比較的レントゲンなどで見つかりやすいのが特徴です。
『不完全骨折は』”完全骨折ではない骨折”とされますが、代表的なものに”骨挫傷”があります。
これは骨の表面の連続性は残存してるが海綿質という骨の奥の組織が損傷している状態です。
これはレントゲンで発見することが不可能でMRIなどの検査をうける必要があります。

【骨折の治療で重要なこと】

骨折をした場合、特に重要なのが”初期対応”です。
骨折をしてしまった場合に発見が遅れたり、対処が遅れたりすると治癒が遅れるだけで無く、最悪の場合治癒出来ないということも考えられます。
骨折の初期対応には『整復』『固定』『患部安静』が挙げられます。
『整復』は”完全骨折をした場合ズレを元に戻すこと”をさし
『固定』はギプスなどで”患部に負担がかからないようにすること”で
『患部安静』は松葉杖などで”患部に負荷をかけない様にすること”となります。
折れた骨や状態によりそれぞれの期間は様々ですが、”ある一定期間の安静が必要である”ことが骨折の治療の場合重要です。

【LIPUS治療に関して】

当院で使用しているLIPUS 治療は低出力超音波パルス療法と言います。
骨を作る骨芽細胞や血管をつくる細胞を刺激し、骨の形成を促進することが知られており、骨折の”治癒期間を40%短くする1)”ことが明らかになっています。
患部に対して20分間照射するだけで特に痛みなどは感じることはなく、成長期の子供でも安全な治療法となります。


【脱臼ってなに?】

 私達の体には約206個の”骨”がありそれが約68個の関節でつながっています。
関節は特に運動や動作に重要な役割があります。
『脱臼』は”関節を構成する骨が大きくズレてしまった状態”です。
スポーツや日常生活で特に高い頻度で脱臼するのが『肩』と『指』です。
特に肩の脱臼は癖(クセ)になりやすい『習慣性脱臼』という状態になりやすいのが特徴です。

【脱臼の治療で重要なこと】

特に肩は頻度が高く癖(クセ)になりやすいことが問題になりますが、癖(クセ)にならないためには脱臼したときの処置が重要で、”早期に整復すること””適切に固定すること”が最重要となります。
肩の場合は固定期間を最低3週間行いその後適切なリハビリを段階的に行っていきます。

【各ケガへの詳しい対処方法や説明をコラムにて】

各ケガへの詳しい対処方法や説明をコラムにて作成しております。
院長がこつこつと更新しておりますので詳しい対処方法が知りたい方など是非ご覧ください。


参考文献

1)Healing time response to low intensity pulsed ultrasound in hip fractured osteoporotic postmenopausal women /Naglaa Fathey Moustafa

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