症状

ねんざ

【捻挫(ねんざ)ってどういう状態?(病態)】

 そもそも”ねんざとはどういう現象か”ということですが
”強い力が働き靭帯そのものの限界を超えてしまったこと”を指します。
糸が引っ張られて切れるようなイメージで靭帯の構造が破綻しているということになります。
 靭帯の役割は関節を安定する為に存在し関節にとって重要な役割があります。
靭帯が緩くなったり、切れたりするとその安定性が失われるということになります。
ねんざは靭帯が破綻しているので、関節にとって重要なケガになります。

【ねんざが一番起きやすい足首に関して】

 足首は特に捻挫(ねんざ)を起こしやすい関節とされています。
なぜ足首は捻挫をしやすいか?ということですが、大きく分けると二つあると考えることが出来ます。
 一つ目は”荷重関節である”ということで荷重というのは体重をかけるということです。
特に足首は地面と体を繋ぐ重要な役割があります。
 二つ目は、足首の構造そのものにありますが、構造上”『内反』という動きになりやすく”
この内反という姿勢が捻挫を多くの原因になるとされています。

【10歳以下はほとんどが実は骨折している?】

特に子供が”足首を捻った”という場合には要注意です。
それは”10歳以下の子どもの足首の捻挫(ねんざ)は、ほとんどが骨折している”ということです。
全世代164人の足首を強くひねった患者さんを分析した研究報告によると
”10才以下の子供はほとんどが靭帯(じんたい)のケガではなく骨折であった”としています。
この部分の骨折はしっかり治さないと捻挫や骨折を繰り返す傾向にあります。
この骨折は残念ながら一般的なレントゲンでは見落とされることが多いことも知られており、
後述する超音波エコー検査が必須となります。
 

【足首のねんざでのエコー検査の重要性】

足首の捻挫(ねんざ)では様々な靭帯や骨が損傷する可能性があります。
治療や繰り返す負傷の予防にはケガをしている部位の正確な断定が必要です。
一般的なレントゲンではその評価は不可能で超音波エコー検査が有効であるとされてます。
超音波エコー検査の利点は以下で

①細かい靭帯の評価が可能
②細かい骨折の評価が可能
③炎症状態の評価が可能
④靭帯の安定性を評価が可能
となります、応急処置だけでなくリハビリでの評価も有効となります。

【当院のねんざ治療に関して】

 当院では科学的根拠を元に、痛みやスポーツ歴などの背景、試合予定なども考慮した上で、熟練した技術者によって超音波エコー評価を行い、個人の状態と要望に合わせた最適な治療とリハビリ、再発予防を動作解析ソフトや理学療法・医師と協力しながら提供しております。
安心して患者様が治療を受けて頂けるよう日々スタッフ全員で研鑽をしております。


【各ケガへの詳しい対処方法や説明をコラムにて作成しております】

各ケガへの詳しい対処方法や説明をコラムにて作成しております。
院長がこつこつと更新しておりますので詳しい対処方法が知りたい方など是非ご覧ください。



参考文献

・エコーを用いた脚関節捻挫の診断ー外果裂離骨折と靭帯損傷との鑑別 /高橋
・Avulsion Fracture of the Lateral Ankle Ligament Complex in Severe Inversion Injury
Incidence and Clinical Outcome
Naoki Haraguchi
・Avulsion fracture of the distal fibula is associated with recurrent sprain after ankle sprain in children
Yamaguchi

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