症状

肉離れ

【肉離れってどういう状態?(病態)】

筋肉は関節の周囲についていて、人間の身体は筋肉が収縮と弛緩をして初めて身体を動かすことが可能となります。筋肉は筋繊維という繊維構造をしています。
繊維構造というと難しいのですが、ひも状の物が集まった物が筋肉とイメージしてもらえると良いと思います。肉離れはこの”ひも状の繊維が切れてしまった状態”です。
筋肉の繊維が切れてしまっているので肉離れは”痛み”や筋力が入らない”脱力”という症状が出ることになります。

【肉離れがおきやすい場所】

肉離れは年齢や行っているスポーツ動作によって起きやすい場所があります。
例えば短距離走を行っているスプリンターはお尻の部分のハムストリングスを損傷しやすくなります。
同じ陸上競技でも長距離選手は膝側のハムストリングスが損傷しやすくなります。
この肉離れがしやすい場所が決まっているということは予防や治療に大きなヒントとなります。

【肉離れの治療について】

 肉離れは筋肉の繊維が切れてしまっているという状態です。
治療にあたってはその繊維を安静にして、治癒状況に応じて適切な運動刺激を入れていくことが重要です。
この時、”どの筋肉がどの程度損傷しているか”ということを理解することが必要です。
特に筋肉は評価が難しく、この”どの筋肉がどの程度損傷しているか”というのが、治療や復帰において最も重要といっても過言ではありません。

【肉離れにおいての画像検査の重要性】

肉離れの治療には”どの筋肉がどの程度損傷しているか”が重要ですが、現在肉離れの検査方法としては、動作の痛みや痛みの場所で確認する理学所見と、画像検査があります。スポーツ現場などでは理学所見が多く検査として取られていますが、極めて曖昧で正確性に欠けることが多くなります。一方画像検査ではMRIや超音波エコーが検査として使用されます。近年の超音波エコーの機械は高性能で筋肉の怪我なども判断しやすくなっています。エコー検査は、MRIでの検査より有効な場合もありますし、何より安価で時間がかからず手軽に行うことができます。

【肉離れで怖いこと(再発のリスク)】

肉離れの治療において特に重要なのは、再発を予防することです。肉離れは適切な治療やリハビリを行わないと再度同じ場所に肉離れが起きる『再発』が多くなることが明らかになっています。”痛みがなくなったから大丈夫かな?”とか”我慢出来るから大丈夫”と早期にスポーツ復帰をしたり、我慢をしていると再び肉離れになり、2回目以降は1回目よりも長く治療にかかるケースが少なくありません。
自己判断で競技復帰は行わず専門家と連携し慎重に行うことをオススメします。


【各ケガへの詳しい対処方法や説明をコラムにて】

各ケガへの詳しい対処方法や説明をコラムにて作成しております。
院長がこつこつと更新しておりますので詳しい対処方法が知りたい方など是非ご覧ください。

PAGE TOP