グローインペイン症候群(Groin pain syndorme)の簡単セルフチェック
サッカーなどキック動作のが多いスポーツで起きやすい グローインペイン症候群(Groin pain syndorme)のセルフチェック方法です。
キック動作での鼠蹊部(そけいぶ)の痛みが特徴です 症状が強くなると歩くなどの日常生活動作でも痛みが出てしまい スポーツを中止しないといけないこともあります プロサッカー選手ではグローインペインで引退を 余儀なくされる選手もいるほどです
グローインペインは早期発見が比較的容易なケガですので セルフチェックで早期発見、早期改善をしていきましょう
①アダクタースクイーズテスト(両脚を閉じる検査)
方法:
- 1、仰向けになる
- 2、両方の股関節をやや曲げた状態でタオルなどを膝に挟む
- 3、挟んだタオルを力強く挟む
チェックポイント
- a.股関節に痛みが出るかの有無
- b.しっかりタオルが挟めているか
*こんな時は要注意 ・股関節に痛みが走る ・力が抜ける
②両脚開脚テスト(BKFO test)
方法:
- 1、仰向けになる
- 2、両足を軽く曲げて足裏をつけた状態で開脚する
チェックポイント
- a.両脚が開いているか
- b.身体が片方に偏っていないか
*こんな時は要注意 ・股関節に痛みがある ・開くことが出来ない ・床から膝までの距離が3.6㎝以上ある
③股関節抱え込みテスト
方法;
- 1、仰向けになる
- 2、膝を胸に抱える
チェックポイント
- a.膝をまっすぐ抱えることが出来ているか
- b.股関節がしっかり曲がっているか
*こんな時は要注意 ・股関節に痛みがある ・抱えることが出来ない
④股関節屈曲テスト
方法;
- 1、仰向けになる
- 2、片方の脚を図のように乗せる
- 3、下側の脚の力のみで脚を上にあげる
*こんな時は要注意
・股関節に痛みがある ・抱えることが出来ない
如何でしょうか?単純な方法ですが検査能力の高い検査方法です
練習が多くなると痛みが出るという場合もこの検査をすると 痛みが再現されることも多くあります、痛みが酷くなる前にセルフチェックを行い痛みなどが出れば精密検査を受けることをお勧めします
当院ではこういう検査をオリジナルメニューとしてチェックをしています、根本的な解決ができるように自身の体の特徴を知ることをオススメ致します是非一度受けてみて下さい。
参考文献 Which factors differentiate athletes with hip/groin pain from those without? A systematic review with meta-analysis /Andrea B Mosler
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