今回は当院でよくみられるスポーツ外傷とその外傷に対してのストレッチについてご紹介させていただきます。
⑴ オスグッド・シュラッター病
成長期にスポーツなどによって膝蓋腱の脛骨付着部に慢性の機械的刺激が生じて発症します。
発症年齢は10〜15歳頃に多く、特に膝の屈曲や伸展を繰り返すスポーツを行なっている男子に好発します。
症状としては、例えばサッカーでボールを蹴る時などに大腿四頭筋が強く収縮して強い痛みが生じてきます。
見た目上では、脛骨粗面部に骨隆起がみられ同部位に強い痛みおよび圧痛を認め、可動域は正常であることが多いが最大屈曲時に疼痛が出てくる場合もあります。
また、抵抗を加えて膝を伸展させると痛みが生じることもあります。
オスグッドに対してのアプローチとしては、ハムストリングスや大腿四頭筋のストレッチなどがおすすめです。
いくつかストレッチの方法がある中で今回はジャックナイフストレッチというストレッチを紹介します。
ジャックナイフストレッチ
このストレッチは、ハムストリングスという膝を曲げる時に作用する筋肉に対するストレッチです。
痛みの出ない範囲で行うことをお勧めします!
⑵ シーバー病
踵骨の骨端核に生じる骨端症です。
8〜12歳の男子に多く、原因としてはオスグッド・シュラッター病と同様の機序が考えられ、ジャンプやランニングなどで骨端核への直接の圧迫力とアキレス腱や足底筋膜の張力がかかることによって循環障害を生じて起こります。
症状としては、初めは運動時の軽い痛みだけですが徐々に踵をつくと痛みが強くなり、つま先歩きをするようになります。
さらに進行すると安静にしているときでも痛むようになります。
運動後にジーンとした痛みや踵の腫れ、圧痛もみられることもあります。
シーバー病に対してのアプローチとしては、アキレス腱のストレッチがおすすめです。
足関節背屈ストレッチ
このストレッチは、ふくらはぎ(下腿三頭筋)やアキレス腱を伸ばすストレッチです。
しっかりとアキレス腱伸ばすことが大事です!
セミパーソナルトレーニングでは、スポーツ外傷に対してのストレッチやトレーニングの指導も行っています!
是非ご利用ください(^_^)
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