今回は膝痛(変形性膝関節症=膝OA)の方へやって頂きたいセルフチェックとそれに対しての可動域改善エクササイズの一部を分かりやすく簡単にお伝えしていきます。
【簡単セルフチェック&エクササイズ】
◆膝関節可動域制限セルフチェック
膝OAの方に多い特徴としては膝関節の可動域制限があり、特に伸展制限(膝が伸びにくい)が特徴的です。
セルフチェックの方法としては、床やベッドなどに仰向けになり膝を伸ばしますその際に膝窩(膝裏)が床やベッドにつかない方は膝関節の伸展制限がある可能性があります。膝関節の可動域制限は膝のOAに悪影響となりますのでセルフチェックでご自身の膝の状態を確認してみましょう。
◆膝関節伸展制限改善エクササイズ
【伸びにくい膝に対してのエクササイズ】
- 膝を伸ばした状態でベッドや床に座ります。
- 両手で膝関節近くの太ももを包むように両手で把持します。
- 膝が伸びている状態から両手で下の図のように軽く押し込みます。
*エクササイズの注意点
・つま先は下に向けた状態で行う ・痛みを伴う場合は無理に行わない
上記でご紹介させて頂いた膝関節の可動域改善エクササイズはほんの一部です、
膝のOAがある患者さんでは可動域のアプローチだけでは改善する事はできません、膝の可動域が改善すればその関節を安定させる筋力の向上 日常での姿勢改善 体重管理 などを行い膝OAの状態を悪化させないようにしなくてはいけません。
次回も引き続き変形性膝関節症(膝OA)に対してのエクササイズをご紹介させて頂きたいと思います。
参考文献/参考画像
・膝関節運動療法の臨床技術/文光堂
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