坐骨神経痛の簡単セルフチェック
”病院で坐骨神経痛と言われた”
”お尻から太ももの裏まで痺れる”
”腰に痛みがあり、足まで痺れている”
など
坐骨神経痛でお困りの方は当院でも多くいらっしゃいます。
そこで今回は、脚の痺れの原因となる『坐骨神経痛』の セルフチェックの方法を取り上げます。
〜内容〜
①坐骨神経の原因(腰部椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・梨状筋症候群)
②セルフチェック
③坐骨神経ストレッチ(SLRストレッチ)
①坐骨神経の原因(腰部椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・梨状筋症候群)
坐骨神経痛はお尻から足にかけて痛みが出るのが特徴ですが、その原因として『腰部椎間板ヘルニア』『脊柱管狭窄症』『梨状筋症候群』など様々なものがあります。
<腰部椎間板ヘルニア>
腰部椎間板ヘルニアとは、椎間板といって椎体と椎体の間に存在し、クッションの役割をしている軟骨で、この椎間板が神経側に逸脱していまい神経を圧迫、神経症状を引き起こしてしまう疾患の事です。
男性に多く、20〜40歳代、好発しやすい場所としては腰椎の4番目と5番目の間、次いで5番目と仙椎の1番目に多いと言われています。
<脊柱管狭窄症>
脊柱管狭窄症は、脊柱管という神経と栄養血管の通り道の変形によって、神経の通り道が狭くなり、中にある神経や栄養血管が圧迫されて痺れや痛み、筋力低下などの神経症状が生じる疾患の事です。
加齢による腰椎の変性が原因で、60歳以上の高齢の方に多いと言われており、好発しやすい場所として腰椎の4番目と5番目の間、次いで3番目と4番目の間が多いと言われております。
<梨状筋症候群>
坐骨神経は、梨状筋というお尻にある筋肉の下を通り足まで走行をしており、この梨状筋と他の筋で構成しているトンネル内を通っています。この部分で梨状筋が坐骨神経を絞扼してしまい、痺れなどの症状を引き起こしてしまうことを梨状筋症候群と言います。
坐骨神経痛の症状は様々です。次のセルフチェックで当てはまるようでしたら、精密検査を受けることをお勧め致します。
②セルフチェック
●SLR(伸展下肢挙上)
- 方法:
- 1、仰向けになる
- 2、足首を背屈しながら、膝を伸ばし脚を上に挙げる
- チェックポイント
- a.股関節がしっかり伸ばせているか
- b.脚が挙がっているか
- *こんな時は要注意
- ・腰に痛みがあり脚が挙げれない
- ・脚に痺れがあり脚が挙げれない
●スランプ姿勢、Flip検査
- 方法:
- 1、椅子かベッドに座る
- 2、腰を曲げる
- 3、膝を伸ばし脚を上に挙げる
- チェックポイント
- a.腰を曲げれているか
- b.膝が伸びているか
- c.脚が挙がっているか
- *こんな時は要注意
- 腰に痛みがある
- 脚が痺れる
- 下写真のように腰が後ろに逃げてしまう(FLIP検査:陽性状態)
如何でしたでしょうか?このチェック方法は病院などでもよく使うチェック方法で、『痛みが強くなる』『痺れが出た』という場合はMRIなどの精密検査を受けることをお勧めします。
坐骨神経痛が出るようになると日常生活にも支障が出ます。早期リハビリで症状の早期改善、手術の回避も期待できます。痛みがあるという場合は無理せずに医療機関にかかりましょう。
③坐骨神経ストレッチ(SLRストレッチ)
最後にタオルを使った自宅でできる簡単な坐骨神経のストレッチをご紹介します。少し痛みがある場合もありますが繰り返すだけで痛みや痺れが改善されることが多くあります。是非一度行ってみて下さい。
・SLRストレッチ 動画はこちら→YouTube
私達は一人一人に合った改善方法をご提案させて頂きます‼︎
坐骨神経痛でお困りの方、病院に行ったけど痛みがよくならないという方は一度、
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