症状

スポーツ外傷/障害

スポーツ障害は早期発見・予防が重要です

【外傷と障害の違い】

 ケガには大きく分けると外傷(外傷)と障害(障害)の二つに分けることができます
外傷(がいしょう)は”転んで手をついて手首をケガした””運動中に足を踏み外して足をひねった”などの
一度の衝撃で起きるケガのことを言います。
障害(しょうがい)は”野球をしていてボールを投げると肘がだんだん痛くなってきた”や”バスケットボールをしていて
ジャンプをするたび膝の痛みが徐々に強くなってきた”という繰り返しの動作で起きるケガのことをさします。

【多いスポーツ外傷】

 特に多いスポーツ外傷は”足首のねんざ”で、スポーツで起きるケガの約2割とも言われています1)
その他は膝の靭帯損傷や衝突の多いラグビーやサッカーなどでは様々な部位での骨折や打撲が起きます。
外傷は特に初期の適切な処置が重要で、ケガの治癒期間や変形・その後のケガのしやすさにも大きく影響が出てきます。

【多いスポーツ障害】

 スポーツによる”偏った繰り返し動作”や姿勢不良などが原因による”使い間違い“が原因になることが
ほとんどで、スポーツ競技・ポジション・スポーツ歴によってもケガのリスクが高くなる部位が決まってきます。
例えば野球の投手を小学校低学年から長年行っていると”野球肘””投球肩”のリスクが高くなります。
バレーボール・バスケットボールなどの跳躍(ちょうやく)を繰り返すスポーツを行っていると”ジャンパー膝”や”オスグッド”になりやすくなります。

【年代別スポーツ外傷/障害】

 年齢によってケガのしやすい身体の部位が違ってきます。
 特に小学校低学年などはまだ骨の成熟が全身的に未成熟で”手をついて転んで手首を骨折する”など
骨折が多く、骨端線という骨の成長部分でのケガも多く、特に踵(かかと)脛(スネ)踝(くるぶし)の部分でのケガが多い傾向にあります。
 中学生や高校生になると骨の成熟が段階的に行われていきますが、身体のバランスが崩れやすく、ねんざが多くなったり、スポーツ活動の量が多くなる為の”疲労骨折”や”様々なスポーツ障害”が多くなってきます。
 青年期や成人その後の高齢期になると、それまでの生活習慣や筋力などが大きく影響し、ケガをしやすい身体になっている場合もありますので、大人の場合は特に繰り返すケガに注意すべきと言えます。

【適切なケアでケガを予防することの重要性】

ケガには外傷(がいしょう)と障害(しょうがい)がありますが、いずれも如何に”適切かつ早く対処する”ことが重要で、”痛いけど様子をみてみよう”と放置をしていると一生涯、ケガの癖が残ってしまうこともあります。
また、”これは前からの癖だから仕方ない”と放置をしているとさらにケガの状態が悪くなったり、他の部分への悪い影響が出たりすることになります。(例:足首のケガが原因で膝までケガをするなど)先ずは自己判断をせずに適切に対応できる医療機関へご相談されることをオススメします。

【当院の治療方針】

当院では患者様それぞれの状況に合わせた、最善の医療が提供できるよう、様々なスペシャリストと連携し科学的根拠をもとにケガの考えうる最善を尽くしております。
”スポーツでのケガをしたら先ずは宜野湾スポーツ接骨院”と言って頂けるよう日々励んでおります。

【各ケガへの詳しい対処方法や説明をコラムにて】

各ケガへの詳しい対処方法や説明をコラムにて作成しております。
院長がこつこつと更新しておりますので詳しい対処方法が知りたい方など是非ご覧ください。


参考文献
1)Epidemiology of Ankle Sprains and Chronic Ankle Instability/Mackenzie M. Herzog

PAGE TOP