ぎっくり腰って何?急性腰痛の対処の方法

ぎっくり腰って何?急性腰痛の対処の方法

先に結論:ぎっくり腰は、危険なサイン(レッドフラッグ)がなければ、寝て安静にするより歩いてみて、少しでも楽になるなら軽く動くほうが早く改善するケースが多いとされています。

Q. ぎっくり腰は安静にしたほうがいい?
A. 危険なサインがなければ、寝たまま動かないより「まずは歩いてみる」ことがすすめられます。痛いからと動かずにいると、かえって腰痛が長引く場合があります。歩いて少しでも楽になるなら、軽い運動をしたほうが早く改善するケースが多いようです。

Q. 注意が必要なぎっくり腰は?
A. レッドフラッグサインに当てはまる腰痛は要注意です。よく調べると骨折や内臓の病気が原因だった例もあり、自分で見分けるのは難しいとされます。脚のはっきりしたしびれや排尿の異常などがあるときは、まずお電話ください。その場で最適な受診先をご案内します。

Q. ぎっくり腰は接骨院で健康保険が使える?
A. 重い物を持った瞬間など原因のはっきりした急なケガは健康保険の対象で、慢性の腰痛は自費です。宜野湾スポーツ接骨院では原因を確認したうえで施術し、症状が落ち着いた時点からインナーマッスルのエクササイズを始めます。まずはお電話かLINEでご相談ください。

ケガで困ったら、まず宜野湾スポーツ接骨院へ(☎ 098-975-9074/平日21時まで・土日祝も受付)


”朝起きて、腰が!!!”

”荷物を持った瞬間に、腰が!!!”


何気ない動きで腰に激痛が出てしまうことを
『ぎっくり腰』と言いますが
、

今回はその対処方法についてお伝えします。

〜内容〜

  1. 腰痛の原因
  2. ぎっくり腰の原因は様々
  3. こんなぎっくり腰は要注意
  4. 動いても良い腰痛と安静にした方が良い腰痛
  5. 腰痛の改善(運動療法)

1.腰痛の原因

腰痛の原因としては、脊椎・神経・内臓・心因性の5つに分類され、この中でも『特異的腰痛』と『非特異的腰痛』に分類されます。

腰痛は特異的腰痛と非特異的腰痛に分けられる。特異的腰痛は骨折や感染や腫瘍など重い病気の可能性や神経の症状を伴うもので非特異的腰痛は検査ではっきりした異常がない腰痛であることを示す図

『特異的腰痛』は、①重篤な器質的疾患の可能性がある場合(骨折・感染・腫瘍など)、②神経症状を伴う場合(症候性の椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症など)で、『非特異的腰痛』は、明確な器質的異常や神経学的所見の異常がない腰痛の事を言います。

ぎっくり腰って何?急性腰痛の対処の方法
(非特異的腰痛のリハビリテーションより引用)

2.ぎっくり腰の原因は様々

 ぎっくり腰の痛みは様々で、はっきりとわかっていない場合もあります。中にはよく調べてみると”骨折をしていた”、”内臓の病気だった”など意外なものが原因だったりします。 
その為、『1.腰痛の原因』でご紹介した様に、『特異的腰痛』か『非特異的腰痛』かを判断する必要があります。その判断も自分自身で判断する事は難しい事です。”ぎっくり腰になった事がある”という方は一度病院での精密検査や当院へのご相談をオススメ致します。

3.こんなぎっくり腰は要注意 

『ぎっくり腰だなぁ』と放置しておくと症状が悪くなってしまったり場合によっては、取り返しのつかないことになることもあります。特に気をつけて欲しい兆候をレッドフラッグサインと言いますが、この項目に該当する場合は要注意です。

ぎっくり腰って何?急性腰痛の対処の方法
 【図、腰痛のレッドフラッグサイン】



4.動いても良い腰痛と安静にした方が良い腰痛 

ではレッドフラッグサインにも該当せず、病院でも『急性腰痛:ぎっくり腰ですね』と言われた場合、どう対処をすると良いでしょうか?


多くの場合は安静にしておくというアドバイスをうけることが多いようですが、痛みがあるから寝るだけ、など動かないでいるとかえって長く腰痛がある場合もあります。

ぎっくり腰で危険なサインがなければまずは歩いてみて少しでも楽になるなら軽い運動をする流れ。寝たまま動かないとかえって長引くことがあり脚のしびれや排尿の異常があるときはまず電話することを示す図


そこで試して欲しいのが『歩行(歩くこと)』です、歩いて腰痛が少しでもマシになるようでしたら軽い運動をする方が早く腰痛が改善されるケースが多いようです。

 『ぎっくり腰になったら、まずは歩いてみてみる』

ことをお勧めします。

5.腰痛の改善(運動療法)

腹部には腹筋群がありますが、腹筋は4つの筋の総称を言います。
腹筋は表層から腹直筋・外腹斜筋・内腹斜筋・腹横筋と並んでいますが、腰痛はこのインナーマッスルという深部にある腹横筋などの筋力低下も一つの原因と言われています。

腹筋群 版権:  / 123RF 写真素材
(腹部インナーマッスル)

通常の動作では、インナーマッスルが先に瞬時に作動し、協調的にアウターマッスルが働いて腰部を安定させています。ですが、腰痛がある方は動作時インナーマッスルが作動せず腰部の安定化を図らないまま、脊柱起立筋などのアウターマッスルが働き、筋や筋膜に過度な負荷がかかりぎっくり腰などの症状が出てしまいます。

複数の論文でも腰痛の運動療法は推奨されており、当院でも症状が落ち着いてきた時点でインナーマッスル強化のエクササイズを開始しております。

腰を安定させるインナーマッスルの働き。腹筋は腹直筋・外腹斜筋・内腹斜筋・腹横筋の4つでふつうはインナーマッスルが先に働き腰痛がある方は働かずアウターマッスルに負荷がかかることを示す図


腰痛は症状であり、原因は一人一人違います。まずは、病院や当院にてご相談頂き、症状が出ている原因をハッキリさせてから運動を開始しましょう。

ぎっくり腰って何?急性腰痛の対処の方法
(インナーマッスルの筋力低下による腰痛出現のメカニズム)

今回は簡単にぎっくり腰(急性腰痛)について簡単に解説・対処方法をお伝えしました。

ご自身で

”判断が難しい”

”病院に行った方がいいのか?”

”接骨院で処置した方が良いのか?”

という場合は一度ご相談ください


(参考文献)

Meta-Analysis: Exercise Therapy for Nonspecific Low Back Pain

/Jill A. Hayden,

Koji Kaneoka:Motor control exercise for pain

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