足首をねんざしました!
ねんざしたんですけど痛みが良くならなくて!
と、接骨院に相談にいらっしゃる事が多いですがエコーなどで詳細を調べてみると骨折というケースは
実はかなり多いんです。
ねんざは靭帯のケガで靭帯損傷と言いますが靭帯損傷か骨折かは見た目や痛みの程度では判断する事は不可能で足首の靭帯損傷か骨折かは超音波エコー検査が必要になります。
”足首を捻ったらすぐにエコー検査”
が理想ですが、合宿中や県外にいるなど状況によって難しいと思います。
そこで
年齢によって骨折をしやすいのか靭帯損傷をしやすいのかが分かっています
参考にして頂ければと思います。
表にありますように、10歳未満は骨折のリスクが高くそれ以上の40歳までが靭帯損傷、それ以上になると骨折のリスクが再び高くなります。
ここで特に注意をしてほしいのは
10歳以下の”足首をひねった”ことによるケガは70%以上が骨折だということです。
これは些細なことがきっかけで足首をひねっても骨折をするという事になります。
一般の方にはかなり意外な数字だと思いますが実際、当院でも10歳以下の子供が”足首をひねった”とエコー検査をしてみると骨折をしていることがほとんどです。
10歳以下で足首の骨折している場合の特徴で骨折をしていても痛みが少ないことも発見遅れるまたは見逃される原因として挙げられます(痛みが少なくなってきたという訴えは過信しないで下さい。)
もちろん放置をしておくと、将来痛みが出やすく、足首が不安定になりケガがしやすくなります子供の頃の足首の骨折はスポーツパフォーマンスの低下にも繋がることが考えられます。
治療は比較的簡単で適切に管理をしていけば1ヶ月くらいで治癒が見込めますその後1ヶ月でスポーツ復帰も可能です、もちろん発見と処置が早ければ早いほどその期間の短縮が見込めますので、早期発見をすることをお勧めします。
年代別に足首のねんざか骨折のリスクの可能性をご案内しました、特に10歳以下の”足首のけが”は要注意ですので、早急に超音波エコー検査をオススメします。
当院では熟練したスタッフにより無料でエコー検査を行っております、これくらいでも検査してもらっても大丈夫かな?思うような場合でも是非、ご相談ください。
参考文献)
Avulsion fracture of the lateral ankle ligament complex in severe inversion injury: incidence and clinical outcome
N Haraguchi, The American journal of sports medicine 2007
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