オスグッドには衝撃波が有効です。

『走っている時に膝が痛い』

『ジャンプして着地の時に膝に痛みが出る』

『膝を押すと痛い』

『痛みで正座ができない!』

など・・・

スポーツを行っている成長期の12歳前後のお子さんで

膝の痛みがでてくるオスグッドシュラッター病というものがあります。

今回はオスグッドについての解説と近年注目されている、改善方法をご紹介していきます。

〜目次〜

  • オスグッドって何?(成長痛で諦める?)
  • 改善する方法(体外衝撃波って子供にも使えるの?)
  • 衝撃波治療の実際(費用・実際に当院で行っている様子)
  • 再発しにくい身体作りをしたい方へ(当院で取り組んでいること)

<オスグッドって何?>

正式にはオスグッドシュラッター氏病と言います、アメリカの整形外科医であるロバート ベイリーオスグッド(1873–1956)と、スイスの外科医であるカールB.シュラッター(1864–1934)にちなんで名付けられました。

オスグットシュラッター病は、脛骨粗面という場所に膝蓋腱という腱が付いていて、成長期にその腱の牽引力で痛みがでてしまう、『骨端症』というケガの事を言います。

【図:脛骨粗面】

小学生〜中学生にかけて身長は伸びてきますが、その時期に過度な運動(ジャンプ・走る・キック動作など・・・)、ストレッチ不足で脛骨粗面に負担がかかり、炎症や痛みが出来てきてしまいます。

また、牽引力が強いと骨が剥がれてしまい上の図のように脛骨粗面が腫れているように見えることもあり、痛みが続くとスポーツ活動が継続出来なくなるケースもよくみられます。

当院に相談に来られる方で”4年間も痛みがあり思うように運動が出来ていない”という方もいらっしゃいますが

整形外科などの病院では

”成長痛だからそのうち良くなるから我慢しなさい”

というアドバイスをされる事が多いようです。オスグッドは成長期の骨端線が残存している場合に発症するので成長が落ち着くと痛みが収まるのでそのアドバイスは当然ではありますが、

運動療法や今回ご紹介する衝撃波など早期に改善する方法は多数あり、状況状態にあわせた治療の選択を行う事をオススメします。

<改善する方法(体外衝撃波って子供にも使えるの?)>

オスグッドの治療で近年注目されているので、

体外衝撃波

というものがあります。

この治療器は患部の痛みの改善効果や幹細胞を刺激し、治癒を促進する効果があります1)

施術時間は5分程度で治療効果は即座に感じる事が出来るので、

”早く知っていれば良かった”といわれることも少なくありません。

子供への体外衝撃波治療は安全性も確認されています2)ので安心して受けて頂くことが出来ます

【図、当院での体外衝撃波治療の様子】

<衝撃波治療の実際(費用・実際に当院で行っている様子)>

オスグッドに対しての衝撃波治療は一回の治療が5分程度で終了致します。回数は週に一度の施術で個人にもよりますが、5回前後で終了する事がほとんどです。

(実際に行っている様子)

費用は、病院では保険適応外となる為、1〜2万円程度が相場のようです。

当院では必ず超音波エコーにて患部を確認した後に体外衝撃波を行い、衝撃波治療だけでなくストレッチや超音波治療、再発しにくい身体作りも指導させて頂きます。
料金は3850円(税込)で行っており、複数回必要な場合は回数券もご利用可能ですので比較的経費を抑える事が可能です。

<再発しにくい身体作りをしたい方へ>

最後に当院で行っている再発しにくい身体作り(ケガをしない身体作り)についてご紹介致します。

当院では、小学生から中学生のお子様を中心にその方の身体にあったストレッチやエクササイズの方法をお伝えしている

『セミトレ by GSL』

を行っております。

ケガをしない・再発しにくい身体を作るには、

”習慣化”

が大切です。

オスグットは運動時の体の使い方・ストレッチ不足などが積み重なって発生してしまいます。

その為、“予防”が出来るケガになります。

このような予防が出来るケガをしない為に当院の『セミトレ by GSL』では、習慣化を目指し自宅でも自ら取り組んで行って頂けるよう指導をしております。

⬇️セミトレの詳しい内容は下記ブログをご覧下さい。

(セミトレ by GSL)

成長期の膝の痛みで悩まれて当院に来られる方は多くいらっしゃいます。
当院では一人一人の状態に合わせて治療方法をご提案させて頂いておりますので、まずは『超音波エコー検査』を行うことをオススメ致します。

オスグッドを早く治したい、なかなか良くならないオスグッドは『宜野湾スポーツ接骨院』へ一度ご相談ください^^

(参考文献)

(1)The biological effects of extracorporeal shock wave therapy (eswt) on tendon tissue/ Notarnicola(2012)

(2)SHOCK WAVE THERAPY VERSUS INTERFERENTIAL THERAPY IN THE MANAGEMENT OF OSGOOD-SCHLATTER DISEASE(2015)

(3)Consensus statement on ESWT indications and contraindications(2016)

地図をクリックすると駐車場などの詳細情報が見れます。

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