産後の姿勢の変化とは?
妊娠期間は、最終月経開始日より計算して28日ごとに月数が進行し満40週にて分娩と定義されています。
この長い期間の間、子宮は妊娠中容積と重みがますことで前上方へと突出していきます。
それに伴い身体の重心の位置も前上方へと変位するため姿勢にも変化が生じます。
『主な姿勢の変化』
①頭が肩より前に出る(頭部前方位)
②背中が丸くなる(胸椎後弯増加)
③反り腰になる(腰椎前弯増加)
④骨盤が前に倒れる(骨盤前傾増加)
⑤足幅を広く取る(支持基底面増加)
※妊娠中や産後の姿勢の変化は個人差があり、腰椎の後弯が見られる方や妊娠中から姿勢が変化しない方もいます。
■理学療法士のためのウィメンズヘルス・運動療法より参照
姿勢が変わるとどんな症状が出るの?
上の図のような姿勢が続くと、
①背中や腰の痛みの出現
②肩こりや頭痛などの不調
③骨盤底筋の筋力低下による尿もれ・頻尿
などの症状が出やすい状態になります。
姿勢・症状の改善法は?
主に①エクササイズ(筋力強化)
②ストレッチ(柔軟性の強化)が必要になります。
けれども、エクササイズやストレッチを行うリスクとして運動をした事がない方や運動からしばらく離れていた方がいきなり運動を初めてしまうことは強すぎる負荷をかけてしまったり、正しいフォームを取れずに身体を痛めてしまうこともあります。
当院で出来ることについて
当院では、身体を痛めるリスクをなくし安全にエクササイズ・ストレッチを行ってもらえるように複数人に対して1人の柔道整復師が運動指導をするセミパーソナルトレーニングというメニューがあります。
セミパーソナルでは、個人に合わせたエクササイズ・ストレッチメニューの作成を行っており、お悩みの症状を根本的に解決するために当院ではおすすめしております。
正しい身体の使い方を知りたい方や、運動をしたいけど運動の仕方がわからないといった方におすすめです。
現状のお身体についてお悩みの方は、女性スタッフもおりますのでどうぞお気軽にご相談ください。
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