成長期に行ってほしいストレッチ 〜成長期のストレッチの重要性〜

皆さんはスポーツの前後やトレーニングの前後にストレッチを行っていますか?

今回は、ストレッチの目的と効果、そして、成長期のストレッチがなぜ重要なのかご紹介していきます。

〜内容〜

•ストレッチの目的と効果

•ストレッチの注意点

•成長期のストレッチの重要性

•成長期に行ってほしいストレッチ

【ストレッチの目的・効果】

ストレッチとは、意図的に筋や関節を伸ばし、筋肉の柔軟性を高め怪我の予防やリハビリ・疲労回復のための運動です。
体の柔軟性を高めるのに効果的であり、準備運動や整理運動の一要素としても活用されています。

効果としては、

1. 柔軟性を高める

2. ケガ予防

3. リラクゼーション

などの効果があります。

【ストレッチの注意点】

1. 呼吸を止めない

 呼吸を止めてしまうと身体が緊張状態になってしまい筋肉が硬くなってしまうので、十分に筋肉を伸ばすことができなくなてしまいます。

2. 反動をつけない

 筋肉は急激に伸ばされてしまうと反射的に収縮してしまい、筋肉にストレッチがかけにくくなってしまいます。

3.無理のない範囲で伸ばす

 ストレッチは基本的に「痛気持ちいい」範囲で伸ばすようにしましょう。無理に伸ばしてしまうと逆に筋肉を傷つけてしまう原因になってしまいます。

以上のことに注意しながらストレッチを行っていきましょう。

【なぜ成長期にストレッチが重要なのか】

成長期には骨の成長が起きるのですが、筋肉の成長は骨の成長よりも遅く始まります。
特に、身長発育速度ピーク年齢(PHV:ピークハイトベロシティ)時にはその成長差が著しく起き、一時的に筋・腱の柔軟性が低下してしまいます。

そのため、その筋の付着部である未成熟な部分に高い負荷がかかり、負荷がかかった部位でのスポーツ障害(オスグッド病やシーバー病など)を発生しやすくなります。

PHVとは?

身長が一番伸びる年齢を「身長発育速度ピーク年齢(PHV:ピークハイトべロシティ)」といい、男子では13歳頃、女子では11歳頃に最も身長が伸びる期間になります。

成長期の骨は軟骨が多く含まれており未成熟で、運動によって加わる負荷よりも弱いと考えられています。
そのため、成長期では骨にかかる負担の軽減やスポーツ障害の予防のためにも身体の柔軟性・筋肉の柔軟性が重要になってきます。

【成長期に行ってほしいストレッチ】

成長期のスポーツ障害は成人のスポーツ外傷・障害に比べて”骨”に関連した外傷・障害が多いのが特徴です。

そこで小学生のうちに行って欲しいストレッチをいくつかご紹介しいきます!

大腿四頭筋ストレッチ

参考画像:リハサク

このストレッチでは太ももの大腿四頭筋を伸ばしていきます。

この筋肉を伸ばして筋肉の柔軟性を向上させることによってオスグッド病(膝の痛み)の予防につながるので行っていきましょう。

腓腹筋ストレッチ

参考画像:リハサク

このストレッチでは、ふくらはぎの後の筋肉を伸ばしていきます。

このストレッチをすることでふくらはぎの腓腹筋の柔軟性を身につけることでシーバー病(踵の痛み)の予防につながっていきます。

当院では成長期のスポーツ障害の予防のためのストレッチ・エクササイズの習慣化を目的に

セミパーソナルトレーニング

を行っております。

それぞれのスポーツ、本人の身体の状態を確認し、個々に合ったメニューの作成を行っております。

現在は、セミパーソナルトレーニング無料体験の期間を延長しておりますので、この機会にぜひご利用ください^^

セミパーソナルについての内容についてはこちらをご覧ください👇

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