出産を終えた直後から赤ちゃんが家族に加わり生活環境が大きく変わる中で産後の女性は、
毎日頻回な授乳や、おむつ替え、抱っこなどの育児動作を赤ちゃんが幼児になるまで続けなくてはなりません。
また、赤ちゃんの身長や体重が増えるにつれて育児動作での母親の体にかかる負担が徐々に大きくなります。
特に、産後の体の回復が産前の状態に戻るといわれる産後6ヶ月までの心身の不安定な状態での育児は身体症状の悪化につながります。
そのため、今回は産後の腰や背中に負担のかかりにくい授乳の姿勢をご紹介したいと思います。
『内容』
①負担の少ない授乳の姿勢
②当院での産後のサポート
♦︎腰の負担を減らす授乳の姿勢
多くの母親は、授乳のために抱っこした赤ちゃんの口元に自分の乳房を近づけようとするため、
背骨を曲げ頭が前に出る姿勢をとります。
授乳をしている約3〜5分の間にこの姿勢を継続することは、背中や腰の筋肉を緊張させ腰痛や背中の痛みを引き起こすだけでなく、頭が前に出ることで首の筋肉も過度に緊張させることで肩こりの原因にもなります。
授乳時のこのような姿勢を改善し、腰や背中、首の負担を減らすためにはバスタオルを使用することがおすすめです。
抱っこした赤ちゃんの背中に授乳クッションやバスタオルを使用し高さを調節します。
こうすることで、母親は身体を過度に曲げる必要がなくなり腰や背中の筋肉への負担が減ることで
腰痛や肩こりなどの症状を減らすことができます。
そして、母親は授乳の際に「背中を真っ直ぐにした姿勢」を意識し座って授乳をする場合では、
左右のどちらかに体重をかけるのではなく、あぐら座りを行い真っ直ぐとした姿勢を取るとより身体にかかる負担を減らすことができます。
また、同じ姿勢で授乳するのではなく下の図のように色々な姿勢で授乳を行うことで、
特定の筋肉にかかる負担を減らすことができるため、授乳の際に腰や背中が痛くなる方はぜひ一度特定の授乳姿勢だけでなく他の授乳の仕方も試してみることもおすすめです。
♦︎当院で行なっている産後のサポート
当院では、産後の方のマイナートラブル(尿もれ・頻尿)改善やぽっこりお腹の改善、体力アップ、腰や肩の痛みの改善を行うために産後の方向けのパーソナルトレーニングをご用意しております。
パーソナルトレーニングでは、女性柔道整復師がマンツーマンで1時間程度身体のケアやトレーニング&ストレッチをサポートさせていただきます。
現在、産後の方でお身体にお悩みのある方はぜひ一度ご相談ください^^
参照:理学療法士のためのウィメンズヘルス運動療法
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