沖縄の駅伝・マラソンシーズンに多い疲労骨折とシンスプリント|すね・足の甲(中足骨)の初期症状と体外衝撃波|宜野湾

駅伝・マラソンの季節に 走ると痛いすね・足は疲労骨折?

執筆・監修:今西 博昭(宜野湾スポーツ接骨院 院長/柔道整復師/日本柔道整復接骨医学会 認定柔道整復師) プロフィールを見る ▼

先に結論

走ると骨の同じ一点が痛む、痛みが日に日に強くなる、走り終わった後や歩くだけでも痛む――そんなときは練習を続けず、早めに当院へご相談ください。疲労骨折は、骨にかかる負担と骨の修復のバランスが崩れて少しずつ進むケガです。早い段階で見つかるほど、休む期間が短くて済む可能性があります。

沖縄は秋から冬が駅伝・マラソンのシーズンです。年末にかけて県内で大会が続き、今年(2026年)は12月6日に第40回NAHAマラソンが予定されています【1】。走る量が増えるこの時期は、すねや足の甲の疲労骨折やシンスプリントに注意が必要です。

この記事は、陸上部・駅伝メンバー、保護者、指導者、市民ランナーの方に向けて、「骨の中で何が起きているのか」「自分の痛みはどの段階なのか」「来院したら何をするのか」「どう練習に戻り、どう再発を防ぐのか」を順に説明します。長い記事ですので、気になる章から読んでいただいてもかまいません。

駅伝・マラソンシーズンに疲労骨折が増える理由

疲労骨折は、くり返しの負担に骨の修復が追いつかなくなって起こる骨のケガです。転倒や衝突のような一回の大きな力で折れる骨折とは違い、一回一回は小さな負担が何千回、何万回と積み重なることで起こります。沖縄県内の整形外科などで画像により確かめられた疲労骨折309件を調べた研究では、平均年齢15.6歳、女性が47%で、部位はすね(脛骨)31%、足の甲の骨(中足骨)28%、足の根元の骨(足根骨)18%の順でした【2】。競技別ではサッカーとバスケットボールが各21%、陸上競技が14%で、中高生の部活世代に多く、男女どちらにも起こるケガだと分かります【2】。

骨は「壊しては作り直す」をくり返している

骨はかたくて変わらないもののように思えますが、実は生きた組織です。古い骨を少しずつ壊す細胞(破骨細胞)と、新しい骨を作る細胞(骨芽細胞)が働き、骨はたえず作りかえられています。この作りかえを「リモデリング」と呼びます。

走ると、着地のたびに骨はごくわずかにたわみ、目に見えないほど小さな傷(微小損傷)ができます。ふだんはこの傷がリモデリングで修復され、骨はむしろ負担に耐えられるように強くなっていきます。疲労骨折は、この「傷ができる速さ」と「修復の速さ」のバランスが崩れ、傷がたまっていった結果として起こると考えられています【3】。練習量が急に増えて負担が骨の適応力をこえると、壊す細胞の働きが作る細胞の働きを上回り、小さな傷がたまっていくと説明されています【4】。

「ストレス反応」から「疲労骨折」へ――ひと続きの変化

この変化は、ある日突然起こるわけではありません。最初は骨の表面を覆う膜(骨膜)の炎症や骨の中のむくみが出る段階で、この時点では骨に割れ目はなく「ストレス反応」と呼ばれます。負担がさらに続くと骨に細いひびが入る「疲労骨折」になり、放っておくと完全に折れてしまうこともあります【3】【4】。

専門家はこれらをまとめて「骨ストレス障害」と呼び、ひと続きの変化としてとらえています。大切なのは、手前の段階で見つかるほど、練習に戻るまでの期間が短い傾向があることです。この点は第5章で研究データとともにくわしく説明します。

走る量が「急に」増える

メンバー選考や大会前の走り込み、夏休み明けや試験明けの練習再開などで、距離やスピードが短期間に増えがちです。練習量を上げてから2〜3週ほどで症状が出始めることが多いとされます【4】。骨の作りかえには時間がかかるため、練習量が上がった直後の数週間は、骨が負担に追いつきにくい時期だと考えてください。

市民ランナー5,205人を18か月追った研究では、1回に走る距離が「過去30日で最も長く走った距離」を10%をこえて上回ると、使いすぎによるケガが増えていました【5】。一方で、1週間ごとの合計距離の増え方とは関係がみられませんでした【5】。週の合計だけでなく「ある日だけ急に長く走る」ことにも注意が必要だということです。ロードや坂道の練習が続く、すり減ったシューズで走り続けている、といった条件も骨への負担を増やす要因になります。

食事・睡眠・月経(RED-Sの視点)

練習で使うエネルギーに食事が追いつかない状態は「スポーツにおける相対的エネルギー不足(RED-S/REDs)」と呼ばれます。国際オリンピック委員会(IOC)の声明では、男女を問わず、体の働きや競技力にさまざまな悪影響が出ることが示されています【6】。骨を作り直すにも材料とエネルギーが必要で、足りない状態が続けば、骨の修復が負担に追いつきにくくなります。

女子選手の月経が止まる・乱れるのは、体からの大切なサインです(RED-Sの記事)。男子選手でも、体重が落ちてきた、疲れが抜けないといった変化は見逃さないようにしましょう。また、朝練・夜遅くまでの練習・勉強で睡眠が削られやすい時期は、体が回復する時間そのものが短くなります。練習量だけでなく、食事と睡眠を含めた「回復の量」も一緒に見直すことが大切です。

疲労骨折の初期サイン:セルフチェックとシンスプリントとの違い

疲労骨折の痛みは、多くの場合、少しずつ形を変えながら強くなっていきます。はじめは運動の後に痛み、進むと安静にしていても痛みが続くようになるのが一般的な経過です【4】。「今どの段階にいるのか」を知ることが、次にどうするかを決める手がかりになります。

痛みの進み方には段階があります

  1. 段階1:走り始めや練習の後に少し気になるが、体が温まると気にならなくなる。
  2. 段階2:走っている途中から痛みが出て、練習が終わった後もしばらく残る。
  3. 段階3:練習の翌朝、階段の上り下り、登下校で歩くだけでも痛む。
  4. 段階4:じっとしていても、夜寝ているときにもうずく。

段階1の「温まると軽くなる」痛みはシンスプリントでもよくみられるため、それだけで疲労骨折とは言えません。ただ、段階1から2、2から3へと進んでいるなら、骨への負担が修復を上回り続けているサインです。段階3・4に当てはまるときは、その日の練習を中止して当院へご連絡ください。段階1〜2でも、同じ一点の痛みが続くなら早めのご相談をおすすめします。

自分で確かめられる3つのポイント

① 押して痛む場所:痛む側の骨の上を、指先で少しずつ場所を変えながら押してみてください。「ここだけ」とはっきり痛む一点があれば、疲労骨折を疑うサインです。シンスプリントでは、すねの内側に沿って数センチ以上の範囲が広く痛むことが多い点が違います。

② 片脚でのケンケン:痛む側の脚で、その場で軽く数回ケンケンをしてみます。着地のたびに同じ一点へ響く痛みがあれば要注意です。強く痛んだらすぐにやめ、何度もくり返して確かめることはしないでください。

③ 痛む時間帯:走っているときだけでなく、歩くだけで痛む、夜や安静時にも痛む場合は、段階が進んでいる可能性があります。下の表で、疲労骨折とシンスプリントに多い形を比べてみましょう。

チェック項目疲労骨折を疑うサインシンスプリントに多い形
押したときの痛み骨の一点がはっきり痛いすねの内側に沿って広く痛い
片脚ジャンプ同じ一点に響く響く場所がぼんやりしている
痛む時間帯朝より走った後が痛い。歩くだけ・夜も痛む走り始めに痛み、温まると軽くなることも
休んだとき軽くなるが走るとすぐ戻り、日ごとに強くなる練習量を減らすと少しずつ軽くなる
足の甲・かかと足の甲の一点が痛い・腫れる。かかとを両側からつまむと痛い痛みはすねが中心

目安です。痛みが続くときはご相談ください。

「レントゲンで異常なし」でも安心できない理由

セルフチェックはあくまで目安で、疲労骨折とシンスプリントは自分では見分けにくいこともあります。また、初期の疲労骨折はレントゲンに写らないことが多く、研究のまとめではレントゲンで見つけられた割合は12〜56%にとどまり、最も精度が高いのはMRIでした【7】。レントゲンでは、痛み始めてから2〜4週ほど変化が出ないこともあるとされています【4】。

つまり、「レントゲンで異常なしと言われた」ことは「疲労骨折ではない」ことを意味するとは限りません。痛みが続く、むしろ強くなっているときは、練習を元に戻す前にもう一度確かめることが大切です(関連:「レントゲンで異常なし」と言われたのに痛い)。

足の甲・足の骨の疲労骨折(中足骨・舟状骨・かかと)

沖縄県内の調査では、中足骨と足根骨を合わせると疲労骨折のほぼ半数でした【2】。「すねの痛み」だけでなく、足の甲や足の内側・かかとの痛みにも疲労骨折が隠れていることがあります。足の骨は部位によって回復のしやすさが大きく違うため、どの骨のどこが痛むのかを細かく確かめることが大切です。

第2・第3中足骨(足の甲の真ん中)

ランナーに多く、兵士に多くみられたことから「行軍骨折」とも呼ばれてきました【4】。走って足の筋肉が疲れてくると、第2・第3中足骨の先の下にかかる圧が増えたという研究もあり、長い距離の後半ほど負担が集まりやすいと考えられます【8】。

足の甲の一点が痛む・少し腫れる、体重をかけると痛みが強まる、走るたびに悪化するのが特徴です【4】。靴ひもを締めると甲が痛い、と気づく方もいます。比較的回復しやすい部位ですが、痛みを抱えたまま走り続けると回復に時間がかかるため、早めに負荷を下げることが大切です。

第5中足骨の付け根(足の外側・ジョーンズ骨折)

小指側の骨の付け根付近の疲労骨折は、骨がつきにくく、骨がついた後に再び折れることもある高リスク部位です【9】。サッカーやバスケットボールなど切り返しの多い競技にもみられ、県内の調査でも第5中足骨などの高リスク部位は、練習に戻るまでの期間が長くかかっていました(中央値8週)【2】(骨がつきにくいとき)。

足の外側の痛みは「ひねった覚えはないけれど、なんとなく痛い」という形で始まることが多く、捻挫と思い込まれやすい部位です。はっきりしたケガのきっかけがないのに、足の外側の付け根の一点が押して痛むときは、練習を止めてご相談ください。

足の舟状骨(土踏まずの上)

足の甲の内側寄りがぼんやり痛むことが多く、レントゲンで見逃されやすい高リスク部位です【10】。骨への血の流れが少ないために骨がつきにくいとされ【4】、研究のまとめでは、見つかるまでに症状が平均約10か月続いていました【11】。

「走った後に足の甲の内側がだるい」「つま先立ちやダッシュで痛む」といった訴えが続くときは要注意です。有痛性外脛骨や扁平足の痛みと思い込まず、痛む場所を一度きちんと確かめることが大切です。

かかとの骨(踵骨)

かかとにも疲労骨折は起こります。かかとを両側から手でつまむように押すと痛むのが目安の一つです【4】。かかとの骨のように内部がスポンジ状の骨(海綿骨)が多い部位は、すねや中足骨より回復に時間がかかる傾向が報告されています【12】。

成長期ならシーバー病、足裏のかかと寄りなら足底腱膜炎のこともあり、痛みの出方が似ていても対応は変わります。どこを押すと痛いのか、どの動きで痛むのかを細かく確かめます。

足の骨はエコーで表面を観察しやすい

中足骨は皮膚のすぐ下にあり、エコー(超音波検査装置)で骨の表面や周りの腫れを観察しやすい部位です。レントゲンで異常がなかった中足骨の痛みでエコーとMRIを比べた研究では、エコーの感度(疲労骨折がある人を見つけられる割合)83%、特異度(ない人を「ない」と判断できる割合)76%でした(大人37人の小規模研究)【13】。エコーだけで全てが分かるわけではありませんが、痛む一点の骨の表面をその場で確かめられることは、次の一手を決めるうえで大きな手がかりになります。

練習を止めてすぐ連絡してほしい「高リスク部位」

疲労骨折は、どこに起きたかによって回復のしやすさが大きく変わります。76件の研究(2,974件の骨ストレス障害)のまとめでは、大腿骨頸部、足の舟状骨、すねの前側、第5中足骨で、回復の遅れや再骨折などの合併症が多くみられました【14】。競技に戻るまでの平均は、舟状骨で約127日、大腿骨頸部で約107日だったのに対し、すねの内側の後ろ寄りでは約44日でした【14】。

疲労骨折が起きやすい場所のイラスト(脚:脚の付け根・すねの前・すねの内側・すねの外側/足:足の甲・小指側の付け根・土踏まずの上・かかと)
青はよく起きる場所、赤は治りにくく特に注意が必要な場所(高リスク)です。

同じ「疲労骨折」でも、部位によって3倍近い差があるということです。高リスク部位は、骨の引っぱられる側にひびが入りやすい、骨への血の流れが少ない、といった理由で骨がつきにくく、進むと完全な骨折や手術が必要になることもあります【4】。特に大腿骨頸部(脚の付け根)のひびは、股関節や太ももの筋肉の痛みと思われやすいので注意が必要です。

部位痛む場所の目安注意点
大腿骨頸部(高リスク)脚の付け根。走る・体重をかけると痛い進むと骨がずれることがある。練習を中止してすぐ連絡を
脛骨の前側(高リスク)すねの前の一点内側の広い痛みとは別に考える
足の舟状骨(高リスク)土踏まずの上痛みがぼんやりして見逃されやすい
第5中足骨の付け根(高リスク)足の外側、小指側の付け根骨がつきにくく、再骨折にも注意
第2・第3中足骨足の甲の真ん中の一点、腫れランナーに多い。早めに負荷を下げる
踵骨かかと。両側からつまむと痛い回復に時間がかかりやすい傾向

表の上4つ(高リスク部位)が疑われるときは、「痛みが軽いうちに走れるだけ走っておこう」とは考えず、その日から練習を止めてください。高リスク部位では、走る練習に戻る前に画像で骨がついていることを確かめることが勧められています【15】。

まず当院へご連絡ください。エコーで確かめ、MRIなどの検査が必要なときは連携する整形外科へその日のうちにおつなぎします。出血がある、脚にはっきりしたしびれがあるときは、まずお電話ください。その場で最適な受診先をご案内します。

走ると痛いときは、まず宜野湾スポーツ接骨院へ

早めに来てほしい理由

MRIで疲労骨折の重さを4段階に分けた16件の研究(560件)のまとめでは、競技に戻るまでの平均は、最も軽いグレード1で約42日、グレード2で約70日、グレード3で約84日、最も重いグレード4で約99日でした【12】。軽い段階はおおまかに骨膜や骨の中のむくみが中心で、重い段階になるほど骨のひびがはっきりしてきます。

いちばん軽い段階といちばん重い段階では、平均で2か月近い差があったことになります。もちろん研究の平均値で、部位や年齢によって個人差はありますが、痛みを我慢して走り続け段階が進むほど、休む期間が長くなるおそれがあるということです。同じまとめでは、全体の9割以上が競技に戻れていました【12】。必要以上に怖がらず、早めに確かめて手を打つことが、結果として練習を続けられる期間を守ることにつながります。

来院したら行うこと

当院では、次のような流れで状態を確かめ、これからの練習の組み立てまで一緒に考えます。

  1. 問診(お話をうかがう):いつから、どこが、どの段階の痛みか。最近の練習量の変化(1回の最長距離、ポイント練習の回数、坂やロードの割合)、シューズをいつから履いているか、走る路面、食事量や体重の変化、女子選手では月経の状態、睡眠時間、過去の疲労骨折の有無などをうかがいます。
  2. 触診・荷重テスト:骨の上を順に押して痛む一点があるか、片脚立ちや軽いケンケンで同じ場所に響くか、歩き方に痛みをかばうくせが出ていないかを確かめます。
  3. エコーでの確認:痛む一点の骨の表面に段差やでこぼこがないか、骨膜の周りに腫れがないか、筋肉や腱の状態はどうかを、画面をお見せしながら説明します。
  4. 体成分の計測:体重・筋肉量・体脂肪などを測り、食事量と練習量のバランスを見直す材料にします(くわしくは下の「再発を防ぐために」で説明します)。
  5. 必要に応じて整形外科へ:MRIなどの検査が必要と考えられるときは、連携する整形外科へその日のうちにおつなぎします。
  6. 練習復帰の計画づくり:大会日程や学校行事をうかがい、どの段階で何をするかを一緒に決めます。ご希望があれば指導者の方とも共有できる形にします。

問診でここまで細かくうかがうのは、疲労骨折が再発しやすいケガだからです。骨ストレス障害はくり返しやすく、その背景にある原因に手を打つ必要があると指摘されています【3】。痛みが引いても、練習の増やし方や食事の問題がそのままなら、同じことがまた起こりかねません。

エコーで分かること・分からないこと

当院では施術者全員が超音波エコー(キヤノン Aplio a Verifia)を使い、骨の表面のでこぼこ、周りの腫れ、筋肉や腱の状態をその場で確かめます。エコーは放射線を使わず、痛む場所に当てながらリアルタイムで観察できるため、「押して痛い一点」と画面の所見を照らし合わせやすいのが利点です。

一方、エコーは骨の表面までしか見えず、骨の中のむくみ(骨髄浮腫)のような変化は分かりません。疲労骨折に対するエコーの精度は研究によって大きくばらつきます【7】。そのため、骨の中まで確かめる必要があるときはMRIなどの検査へおつなぎします。なお、骨折・疲労骨折の継続した施術は、医師の同意と方針のもとで進めます。

練習の戻し方の目安

すねの疲労骨折から走る練習に戻る方法をまとめた研究(50件の文献)では、走り始める前に確かめたい条件として、①骨を押しても痛くない、②歩いても痛くない、③高リスク部位では画像で骨がついていることを確認、④筋力や、体重をかける動きのテストをクリアする、⑤ケガの原因を洗い出しておく、の5つが挙げられています【15】。走り始めは歩きと走りを交互に行い、スピードや強度より先に距離を伸ばし、痛みが出ないかを目安に進めることも示されています【15】。ただし、根拠の多くは専門家の意見や小規模な研究で、戻す時期は選手・指導者・施術者で相談して決めることが勧められています【15】。

当院では、これを次のような段階に分けて組み立てます。

  1. 日常生活の歩行、階段で痛みがない
  2. 早歩きや長めの歩行でも痛みがない(この間も自転車や水中運動で心肺機能を保ちます【3】)
  3. 歩きと軽いジョグを交互に行う
  4. ジョグの時間・距離を少しずつ伸ばす
  5. ペースを上げる、ポイント練習を少しずつ戻す
  6. 坂道、スパイク、インターバルなど負担の大きい練習を戻す

各段階では、走っている最中だけでなく、その日の夜や翌朝に痛みが出ていないかを確かめてから次に進みます。痛みがぶり返したら一つ前の段階に戻り、無理に先へ進めません。遠回りに見えますが、一段ずつ確かめることが、再発を防ぎ、大会に間に合わせるための大切な手順だと考えています。

再発を防ぐために

練習量の増やし方:前述の研究のとおり、1回の距離が過去30日の最長距離を10%をこえて上回らないよう、距離は少しずつ伸ばします【5】。骨への負担は、特にスピードや強度を上げるときの進め方が大切だと指摘されています【16】。ポイント練習を増やす週は、距離を増やさないといった組み立てが目安になります。

フォームと筋力:歩幅をやや小さくして足の回転(ピッチ)を上げる走り方や、着地を「やわらかく」する意識は、骨への衝撃を減らす方法として紹介されています【3】【16】。すねの疲労骨折にはふくらはぎ、中足骨の疲労骨折には足裏の小さな筋肉の筋力づくりが勧められています【3】。

シューズと路面:クッションがつぶれたシューズや、かかとが片側だけすり減ったシューズは、見た目以上に負担を変えます。交換の時期は走った距離だけで決めず、底の状態も一緒に確かめます。ロードや坂道の練習ばかりが続かないよう、トラックや芝生を組み合わせるのも一つの方法です。

栄養・カルシウム・ビタミンD:まず大切なのは、練習量に見合ったエネルギーを食事でとることです【6】。女性の新兵5,201人を対象にした研究では、カルシウム2,000mgとビタミンD 800IUを毎日とったグループで、疲労骨折が偽薬のグループより約20%少なくなりました【17】。軍の訓練中の研究で、そのまま部活生に当てはまるとは限りませんが、骨の材料となる栄養を不足させないことの大切さを示しています。

体成分の変化を記録する(InBody):当院ではInBody(体成分分析装置)で、体重・筋肉量・体脂肪などを計測できます。シーズン中に同じ条件で測って記録しておくと、「気づかないうちに体重や筋肉量が落ちていた」という変化に早く気づく手がかりになり、食事量と練習量のバランスを数字で一緒に見直す材料になります。ただし、InBodyで分かるのは体の成分であって、骨の強さや骨折の有無、RED-Sかどうかが分かるわけではありません。あくまで問診やエコーと組み合わせる材料の一つとして使います。

InBody(体成分分析装置)で体重・筋肉量・体脂肪を計測している様子(宜野湾スポーツ接骨院)
当院のInBody(体成分分析)。体重・筋肉量・体脂肪の推移を記録し、食事量と練習量のバランスを一緒に見直します。

月経と睡眠:女子選手の月経の乱れや止まりは、エネルギー不足のサインの一つです【6】。気になるときは、婦人科への相談も含めて一緒に考えます。睡眠が削られがちな時期は練習量を少し抑えるなど、回復の時間も計画に組み込みます。

受付時間と場所

宜野湾市伊佐2-7-11、国道58号の伊佐浜交差点そばで、駐車場があります。受付は平日10:00〜14:00/16:00〜21:00、土日祝10:00〜13:00/14:00〜17:00(水曜午前は休診)。平日は21時まで受け付けているので、部活やお仕事の後にも来院いただけます。ご予約はWEB・LINE・お電話(098-975-9074)で承ります。

体外衝撃波をすすめる場面と、根拠の強さ

痛み始めの疲労骨折でいちばん大切なのは走る量を減らす・休むことで、体外衝撃波はその代わりにはならないということです。そのうえで当院では、①シンスプリントが長引いている、②疲労骨折の回復が思うように進まない(医師の方針のもとで)、③大会に向けて負荷を調整しながら戻したい、という場面で拡散型の体外衝撃波を組み合わせることをおすすめしています。

拡散型の体外衝撃波を足裏に当てている様子(宜野湾スポーツ接骨院)
当院の拡散型体外衝撃波。痛む場所をエコーで確かめてから、当てる位置と強さを決めます。

体外衝撃波は、体の外から圧力の波を当てて、痛む部分の組織に刺激を与える方法です。衝撃波には、狭い一点にエネルギーを集める「集束型」と、皮膚の表面から広がるように伝わる「拡散型」があり、当院の機器は拡散型です。以下では、どこまで分かっていて、どこからが分かっていないのかを正直にお伝えします。

シンスプリントでの報告

長引くシンスプリントの47人に、自宅での運動に加えて拡散型の衝撃波を行った研究では、15か月後に「回復・かなり改善」とした人が76%と、運動だけの47人(37%)より多く、元の競技レベルに戻れた人も40人と、運動だけのグループ(22人)を上回りました【18】。段階的なランニングに集束型の衝撃波(9週間に5回)を加えた研究では、痛みなく18分走れるまでの平均が約60日と、ランニングのみ(約92日)より短くなっていました【19】。

ただし、どちらも無作為化比較試験(くじ引きでグループを分ける、信頼性の高い方法)ではありません。スポーツ選手への衝撃波の研究をまとめた系統的レビューでは、質の高い研究にもとづき、シンスプリントでは運動と組み合わせる方法として効果が期待されるとされ、多くの研究で練習を続けながら受けられ、副作用もわずかでした【20】。

疲労骨折での報告と、根拠の限界

第5中足骨やすねの疲労骨折が長引いたサッカー選手10人に衝撃波を3〜4回行い、全員が段階的に競技へ戻った報告【21】や、日本のアスリート5例の報告【22】があります。一方、骨の病気への衝撃波の研究をまとめた系統的レビュー(53件)では、疲労骨折(骨ストレス障害)については根拠の質がまだ低いとされています【23】。

また、国際衝撃波医学会(ISMST)の合意声明では、骨そのものを対象にする場合は、位置合わせの機能をもつ高エネルギーの集束型を使うことが前提とされています【24】。当院の拡散型は、骨のひびそのものを狙うというより、骨の周りの筋肉や腱、骨膜周辺の痛みやこわばりへの施術として位置づけています。効果を約束するものではなく、負荷の調整と原因への対策を土台に、その上に重ねる選択肢の一つと考えてください。

当院で衝撃波を組み合わせる具体的な場面

① シンスプリントが長引いている:練習量を落としても何週間もすねの内側の痛みが続き、走り始めるとまた痛む、という状態をくり返している方です。研究の多くはこの場面を対象にしており、段階的なランニングと並行して行います。

② 疲労骨折の回復が思うように進まない:医師の方針のもとで、骨がつくのを待つ間に、周りの筋肉や腱の痛み・こわばりに対して行います。高リスク部位や、MRIで骨の変化が強い時期には行わず、医師の判断を優先します。

③ 大会に向けて負荷を調整しながら戻したい:疲労骨折ではなく、すねや足裏の筋肉・腱の痛みが中心だとエコーなどで確かめられた方で、練習量を落としきれない事情があるときに、負荷の調整と組み合わせます。

施術の流れ

  1. エコーで痛む場所を確かめる:押して痛む一点と画面の所見を照らし合わせ、骨のひびが疑われる場所なのか、周りの筋肉や腱なのかを確認します。
  2. 当てる位置と強さを決める:成長期の方では骨端線(骨が伸びる軟骨の部分)の位置も確かめ、弱めの強さから始めます。
  3. 施術:痛みの感じ方をうかがいながら、強さを調整して当てます。
  4. 回数と間隔の目安:研究では、シンスプリントで9週間に5回【19】、回復が遅い疲労骨折で3〜4回【21】行った報告があります。当院では状態を確かめ、この範囲を参考にご相談します。
  5. 練習量の調整と並行:衝撃波を受けたからといってすぐに練習を増やすのではなく、前章の段階的な復帰の計画と並行して進め、次回の来院時に痛みの変化を確かめます。

施術中の感じ方

施術中は、ズンズン、パチパチと響くような刺激があります。痛みが強い場所ほど響きやすい傾向がありますが、感じ方には個人差があり、強さは調整できます。我慢しすぎず、遠慮なくお伝えください。施術中の痛みや、当てた場所の赤み・小さなあざが出ることがあると報告されていますが、正しく行えば重い合併症はまれとされています【25】。

受けられない・注意が必要な場合

ISMSTの合意声明では、拡散型・低エネルギーの衝撃波でも、当てる場所に悪性腫瘍がある場合、胎児がいる場所(妊娠中のおなか)には当てないこととされています【24】。高エネルギーの集束型では、成長期の骨端線、重い出血しやすさ(凝固障害)なども禁忌とされ【24】、強い感染がある場所も避けるべきとされています【25】。当院の拡散型でも、成長期の骨端線の真上は避けます。

妊娠中または妊娠の可能性がある方、出血しやすい病気のある方や血液をサラサラにする薬を飲んでいる方、がんで通院中の方、当てる場所に傷や感染がある方は、事前にお知らせください。状態によっては行わず、別の方法をご提案します。

衝撃波やアキュスコープを目的に、県内の離島から来院される方もいます。体外衝撃波は健康保険の対象外(自費)で、料金は料金ページをご覧ください。

指導者・保護者の方へのお願い

疲労骨折は、本人の我慢強さや真面目さが裏目に出やすいケガです。痛みを早く打ち明けられるかどうか、周りの大人がどう受け止めるかで、休む期間が変わることもあります。ここでは指導者・保護者の方にお願いしたいことをまとめます。

痛みを言い出しやすい雰囲気をつくる

メンバー争いの時期ほど、痛みは隠されがちです。「言ったら外される」と感じると、選手は段階3・4になるまで黙って走り続けてしまうことがあります。第5章で紹介したように、軽い段階で見つかるほど復帰までの期間が短い傾向があります【12】。「早く言ったほうが早く戻れる可能性がある」ことを、チーム全体で共有してください。

練習前に「どこか痛いところはある?」と短く声をかける、練習日誌に痛みの欄をつくる、といった小さな仕組みも役立ちます。痛みを伝えてくれたことを責めず、「よく言ってくれた」と受け止めることが、次の早めの相談につながります。

大会とこの先の競技人生のバランス

大会直前に主力選手が痛みを訴えると、チーム事情として出場させたい気持ちは当然です。ただ、県内の調査では練習に戻るまでの中央値は7週で、高リスク部位ではさらに長くかかっていました【2】。無理をして段階が進めば、今シーズンだけでなく次のシーズンの準備期間まで失うことになりかねません。

今の1レースと、高校・大学・社会人と続くかもしれない競技人生の両方を天秤にかけて考えてください。当院では、痛む場所と段階を確かめたうえで、出場を見送るべき状態なのか、負荷を調整すれば目指せる状態なのかを、選手・保護者・指導者の方と一緒に整理します。

休ませる決断の目安

次のどれかに当てはまるときは、その日の練習を止めて、当院へご連絡ください。

  • 骨の一点を押すとはっきり痛む
  • 片脚でケンケンすると同じ場所に響く
  • 歩くだけで痛い、夜や安静時にも痛む
  • 脚の付け根、すねの前の一点、足の外側の付け根、土踏まずの上(高リスク部位)が痛む
  • 痛みが日ごとに強くなっている

「走れているから大丈夫」ではなく、「痛みの場所と進み方」で判断していただくのがポイントです。迷ったときも、ケガで困ったらまず宜野湾スポーツ接骨院へご相談ください。

食事・体重・月経を気にかける

練習量に見合った食事がとれているか、女子選手の月経に乱れがないかを見守ってください【6】。「軽いほうが速い」という考えから食事を減らしている選手は少なくありませんが、エネルギー不足は骨の健康にも影響します。

当院のInBody(体成分分析装置)では、体重・筋肉量・体脂肪などの推移を記録して比べることができ、シーズン中の急な体重や筋肉量の減少に気づく手がかりになります。IOCの声明でも、体組成の測定は選手の健康を守るため安全で適切な方法で行うべきとされています【6】。当院でも、減量の目標づくりではなく、食事量と練習量のバランスを見直す材料として使います。なお、InBodyで骨の強さや骨折の有無は分かりません。

成長期の骨づくりも長い目で

成長期、特に思春期前の骨を強くするには、いろいろな方向へ跳んだり走ったりする動きが役立ち、早い時期から一つの競技に絞りすぎないことが勧められています【16】。長い距離を走る練習だけでなく、ほかのスポーツや遊びも含めた体づくりを大切にしてください。距離の急な増加を避けること、週の合計だけでなく1回の距離の伸ばし方にも気を配ることも、改めてお願いします【5】。

大会日程から逆算した復帰の計画もご相談ください(部活に戻れるまでの目安一覧)。

よくあるご質問

Q. 走れるくらいの痛みでも行ったほうがいいですか?

はい。疲労骨折は、軽い段階で見つかるほど復帰までの期間が短い傾向が報告されています。骨の一点を押して痛い、痛みが日ごとに強くなる、走り終わった後も痛みが残るときは、練習を続ける前に当院へご相談ください。エコーで確かめ、これからの練習量を一緒に決めます。

Q. レントゲンで異常なしと言われたら大丈夫ですか?

疲労骨折の初期はレントゲンに写らないことが多く、研究ではレントゲンで見つけられた割合は12〜56%にとどまりました。痛みが続くときは当院でエコーで確かめ、MRIなどが必要なときは連携する整形外科へその日のうちにおつなぎします。

Q. 衝撃波は痛いですか?何回くらい受けますか?

ズンズンと響くような刺激があり、感じ方には個人差がありますが、強さは調整できます。研究ではシンスプリントで9週間に5回、回復が遅い疲労骨折で3〜4回行った報告があります。回数は状態を確かめてご相談します。健康保険の対象外(自費)です。

Q. 大会まで2週間、足の甲(中足骨)やすねが痛いです。出られますか?

痛む場所と程度によります。脚の付け根、すねの前の一点、足の外側(第5中足骨)の付け根、足の舟状骨などの高リスク部位が疑われるときは、出場より検査を優先します。シンスプリントなどでは、負荷を調整しながら大会を目指す計画を一緒に考えます。

Q. 走れない間は、何もしないほうがいいですか?

痛みの出ない範囲なら、自転車や水中運動で心肺機能を保つ方法が紹介されています。痛む場所に負担をかけない体幹やお尻の筋力づくりも続けられます。どこまで動いてよいかは部位と段階で変わるため、当院で確かめてから一緒にメニューを決めましょう。

Q. 体重や食事のことも相談できますか?

はい。練習量に見合ったエネルギーがとれていないと、骨の回復が追いつきにくくなります。当院ではInBodyで体重・筋肉量・体脂肪などの推移を記録し、食事量と練習量のバランスを一緒に見直します。骨の強さや骨折の有無はInBodyでは分からないため、エコーなどと組み合わせて確かめます。
執筆・監修

今西 博昭(いまにし ひろあき)

宜野湾スポーツ接骨院 院長/柔道整復師
日本柔道整復接骨医学会 認定柔道整復師

資格

  • 柔道整復師(国家資格)
  • 認定柔道整復師(一般社団法人日本柔道整復接骨医学会)
  • 基礎運動器系超音波技師
  • 柔道整復師専科教員免許

すね・足の甲の痛み、大会前に一度確かめませんか

宜野湾スポーツ接骨院(沖縄県宜野湾市伊佐・国道58号 伊佐浜交差点そば)では、エコーで骨の表面や周りの状態を確かめ、練習量の調整と復帰の計画をご提案します。InBodyでの体成分の計測や、体外衝撃波のご相談もお気軽にどうぞ。

受付時間:平日 10:00〜14:00/16:00〜21:00 土日祝 10:00〜13:00/14:00〜17:00(水曜午前は休診)
駐車場あり

参考文献

  1. NAHAマラソン協会. 第40回記念NAHAマラソン 大会情報(大会日時 2026年12月6日). https://naha-marathon.jp/info(2026年9月30日閲覧)
  2. Uehara F, et al. Incidence, Anatomic Distribution, and Return to Training After Stress Fractures in Okinawan Athletes. Orthop J Sports Med. 2026;14(6):23259671261447186. PMID: 42293039
  3. Warden SJ, et al. Management and prevention of bone stress injuries in long-distance runners. J Orthop Sports Phys Ther. 2014;44(10):749-765. PMID: 25103133
  4. Bergman R, Kaiser K. Stress Reaction and Fractures. In: StatPearls. StatPearls Publishing; 2025. PMID: 29939612
  5. Frandsen JSB, et al. How much running is too much? Identifying high-risk running sessions in a 5200-person cohort study. Br J Sports Med. 2025;59(17):1203-1210. PMID: 40623829
  6. Mountjoy M, et al. 2023 International Olympic Committee’s (IOC) consensus statement on Relative Energy Deficiency in Sport (REDs). Br J Sports Med. 2023;57(17):1073-1097. PMID: 37752011
  7. Wright AA, et al. Diagnostic Accuracy of Various Imaging Modalities for Suspected Lower Extremity Stress Fractures: A Systematic Review With Evidence-Based Recommendations for Clinical Practice. Am J Sports Med. 2016;44(1):255-263. PMID: 25805712
  8. Weist R, et al. The influence of muscle fatigue on electromyogram and plantar pressure patterns as an explanation for the incidence of metatarsal stress fractures. Am J Sports Med. 2004;32(8):1893-1898. PMID: 15572318
  9. Metzl JA, et al. Fifth Metatarsal Jones Fractures: Diagnosis and Treatment. J Am Acad Orthop Surg. 2022;30(4):e470-e479. PMID: 34932521
  10. Fowler JR, et al. The non-surgical and surgical treatment of tarsal navicular stress fractures. Sports Med. 2011;41(8):613-619. PMID: 21780848
  11. Attia AK, et al. Return to sport following navicular stress fracture: a systematic review and meta-analysis of three hundred and fifteen fractures. Int Orthop. 2021;45(10):2699-2710. PMID: 34415421
  12. Hoenig T, et al. Does Magnetic Resonance Imaging Grading Correlate With Return to Sports After Bone Stress Injuries? A Systematic Review and Meta-analysis. Am J Sports Med. 2022;50(3):834-844. PMID: 33720786
  13. Banal F, et al. Sensitivity and specificity of ultrasonography in early diagnosis of metatarsal bone stress fractures: a pilot study of 37 patients. J Rheumatol. 2009;36(8):1715-1719. PMID: 19567620
  14. Hoenig T, et al. Return to sport following low-risk and high-risk bone stress injuries: a systematic review and meta-analysis. Br J Sports Med. 2023;57(7):427-432. PMID: 36720584
  15. George ERM, Sheerin KR, Reid D. Criteria and Guidelines for Returning to Running Following a Tibial Bone Stress Injury: A Scoping Review. Sports Med. 2024;54(9):2247-2265. PMID: 39141251
  16. Warden SJ, Edwards WB, Willy RW. Preventing Bone Stress Injuries in Runners with Optimal Workload. Curr Osteoporos Rep. 2021;19(3):298-307. PMID: 33635519
  17. Lappe J, et al. Calcium and vitamin D supplementation decreases incidence of stress fractures in female navy recruits. J Bone Miner Res. 2008;23(5):741-749. PMID: 18433305
  18. Rompe JD, et al. Low-energy extracorporeal shock wave therapy as a treatment for medial tibial stress syndrome. Am J Sports Med. 2010;38(1):125-132. PMID: 19776340
  19. Moen MH, et al. Shockwave treatment for medial tibial stress syndrome in athletes; a prospective controlled study. Br J Sports Med. 2012;46(4):253-257. PMID: 21393260
  20. Rhim HC, et al. Use of extracorporeal shockwave therapies for athletes and physically active individuals: a systematic review. Br J Sports Med. 2024;58(3):154-163. PMID: 38228375
  21. Moretti B, et al. Shock waves in the treatment of stress fractures. Ultrasound Med Biol. 2009;35(6):1042-1049. PMID: 19243882
  22. Taki M, et al. Extracorporeal shock wave therapy for resistant stress fracture in athletes: a report of 5 cases. Am J Sports Med. 2007;35(7):1188-1192. PMID: 17293467
  23. Prisco LC, et al. Use of Extracorporeal Shockwave Therapy for the Management of Bone Pathologies: A Systematic Review. Clin J Sport Med. 2026;36(4):e86-e114. PMID: 41495929
  24. International Society for Medical Shockwave Treatment (ISMST). Consensus Statement on ESWT Indications and Contraindications (Naples, 2016). https://shockwavetherapy.org/wp-content/uploads/2023/11/ISMST-consensus-statement-on-indications-and-contraindications-20161012-final.pdf(2026年9月30日閲覧)
  25. Auersperg V, Trieb K. Extracorporeal shock wave therapy: an update. EFORT Open Rev. 2020;5(10):584-592. PMID: 33204500

関連記事

  1. 接骨院で保険が使えるケガ・使えない症状

    宜野湾・北谷・浦添で接骨院の保険が使えるケガ・使えない症状の…

  2. 子供の腰痛は成長痛だけではありません|小学生・中学生に多い「腰椎分離症」を見逃さないために

    子供の腰痛は成長痛だけではありません|小学生・中学生に多い「…

  3. オスグッド病の原因⁉︎ 〜足部の重心編〜

    オスグッド病の原因⁉︎ 〜足部の重心編〜

  4. お子さんの腰痛大丈夫ですか?〜疲労骨折と椎間板ヘルニアについて〜

    お子さんの腰痛大丈夫ですか?〜疲労骨折と椎間板ヘルニアについ…

  5. NAHAマラソンまでに足と膝を整える|本番2か月前からの痛み対策と練習量の考え方

    NAHAマラソンまでに足と膝を整える|本番2か月前からの痛み…

  6. 成長期に行ってほしいストレッチ 〜成長期のストレッチの重要性〜

    成長期に行ってほしいストレッチ 〜成長期のストレッチの重要性…

PAGE TOP