症状
肩のインピンジメント症候群(腕を上げると肩が詰まる・ペインフルアーク:肩峰下滑液包炎・腱板炎)
腕を上げる途中で肩が痛む・詰まる感じがするあなたへ
「腕を横から上げていくと、途中で肩がズキッとする」「洗濯物を干す、髪を結ぶ、棚の上の物を取る動きがつらい」「投げる・打つ・泳ぐと肩の前や外側が詰まる感じがする」――そんな肩の痛みが何週間も続き、「このまま肩が上がらなくなるのでは」「手術が必要なのでは」と不安になっていませんか?
結論からお伝えすると、腕を上げる途中で肩が痛む「インピンジメント症候群」は、肩の骨の屋根(肩峰:けんぽう)の下にある腱(腱板:けんばん)や、クッションの袋(肩峰下滑液包:けんぽうかかつえきほう)に負担がかかって痛む状態で、現在は「肩峰下痛(subacromial pain:サブアクロミアルペイン)」とも呼ばれます【1】。以前は「骨が当たっているなら削ればよい」と考えられ、骨を削る手術(肩峰下除圧術)が広く行われてきましたが、偽の手術(プラセボ手術)と比べた大規模な研究で、痛みや肩の動きに意味のある差がなかったことが分かっています【4】【5】【6】。多くの場合、まずは肩の使い方を整え、肩と肩甲骨の筋肉を少しずつ鍛える運動療法が基本になります【1】【9】。
宜野湾スポーツ接骨院では、来院したその場でエコー(超音波画像観察装置)を使い、滑液包の厚み、腱板の傷み、腕を上げたときの腱の動きを確かめます。そのうえで、腱板損傷や石灰沈着性腱板炎、四十肩・五十肩、野球肩などの「似ているけれど対応が違う状態」を見分け、お一人おひとりに合った運動療法と施術で回復を目指します。
【先に答え:肩のインピンジメントは接骨院で診てもらえる?】
Q. 腕を上げると肩が痛いのですが、接骨院で対応してもらえますか?
A. はい、対応しています。当院ではエコーで腱板・滑液包の状態と腕を上げたときの動きを確かめ、似た状態(腱板損傷・石灰沈着性腱板炎・四十肩など)と見分けたうえで、運動療法を中心に施術し、手術や注射の相談が必要な場合は連携する整形外科へおつなぎします。
Q. 健康保険は使えますか?
A. 「〇月〇日に投球したとき」「転んで手をついたとき」など、いつ・どこで・何をして痛めたかがはっきりしたケガ(捻挫・打撲など)は健康保険の対象です。長い期間の使いすぎで少しずつ痛くなった場合は内容によって異なるため、来院時に状態を確かめたうえでご説明します。
Q. 整形外科と接骨院、どこに行けばいいか迷っています。
A. 肩のケガや痛みで困ったら、まず宜野湾スポーツ接骨院へご相談ください。その場でエコーで確かめ、骨折や腱板の大きな断裂が疑われるなど医師の判断が必要な場合は、当院から連携する整形外科へその日のうちにおつなぎします。
【ご予約・ご相談】
▶ WEBで予約する(24時間受付)LINEで予約・相談する☎ 098-975-9074
受付時間:平日 10:00〜14:00/16:00〜21:00 土日祝 10:00〜13:00/14:00〜17:00(水曜午前は休診)。お仕事や部活のあとの平日夜、土日祝もご来院いただけます。WEB予約ページでは空き状況をそのままご確認いただけます。初めての方は「初診」、2回目以降の方は「2回目以降」からお進みください。
来院前に「どちらに行けばよいか」「この症状で診てもらえるのか」といったご質問も、電話・公式LINEで承っています。「これくらいで行ってもいいのかな」という段階でも、相談だけのご来院でかまいません。
【肩のインピンジメント症候群とは?】
肩は、腕の骨(上腕骨:じょうわんこつ)の丸い頭が、肩甲骨の浅い受け皿にのっている関節です。とても大きく動かせる代わりに、骨の形だけでは安定しにくいため、周りの筋肉と腱が常に腕の骨を受け皿に引き寄せて支えています。この肩の奥の筋肉の腱をまとめて「腱板(けんばん)」と呼びます。腱板は、棘上筋(きょくじょうきん)・棘下筋(きょくかきん)・小円筋(しょうえんきん)・肩甲下筋(けんこうかきん)の4つの筋肉の腱でできています。
肩のてっぺんには、肩甲骨の一部である「肩峰(けんぽう)」という骨の屋根があり、その下を腱板(特に棘上筋の腱)が通っています。腱板と肩峰のあいだには、動きをなめらかにするための薄いクッションの袋「肩峰下滑液包(けんぽうかかつえきほう)」があります。腕を横や前から上げていくと、腱板と滑液包はこの屋根の下をくぐるように動きます。
「インピンジメント(impingement)」とは英語で「衝突・はさまり込み」という意味です。腕を上げる途中で、腱板や滑液包が肩峰の下で押しつぶされたり、こすれたりして痛むと考えられたことから、この名前がつきました。腕を上げていく途中のある範囲の角度だけで痛みが出て、それより上や下では楽になる現象を「ペインフルアーク(有痛弧:ゆうつうこ)」と呼びます。
ただし近年の研究では、「骨が腱に当たっているから痛い」という単純な説明だけでは、この痛みを説明しきれないことが分かってきました【1】【2】。痛みの原因としては、腱板そのものの傷み(腱板炎・腱板症)、滑液包の炎症(肩峰下滑液包炎)、肩甲骨の動きのくせ、筋力の低下、使いすぎなど、いくつもの要素が重なっていると考えられています。そのためオランダの整形外科学会などの診療ガイドラインでは、「インピンジメント症候群」ではなく「肩峰下痛症候群(subacromial pain syndrome:SAPS)」という呼び方が使われています【1】。イギリスの研究者Lewisは、肩の痛みにつけられる病名の多くは「原因についての仮説」にすぎず、ひとつの構造だけを狙った検査で原因を決めつけることの難しさを指摘しています【2】。
このページでは分かりやすさのため「インピンジメント」という言葉を使いますが、当院では「どこが痛みの出どころになっていそうか」「どの動きで負担がかかっているか」を一つずつ確かめる、という考え方で評価しています。
【こんな症状はありませんか?】
・腕を横から上げていくと、途中の角度で肩の外側や前がズキッと痛む(上まで上げきると少し楽になる)
・洗濯物を干す、棚の上の物を取る、髪を結ぶ・洗うときに肩が痛い
・服の袖に腕を通す、背中に手を回すときに痛む
・投げる、打つ(バレーボールのアタック・テニスのサーブ)、泳ぐ(クロール)と肩が詰まる感じがする
・痛い側を下にして寝ると、肩がうずく
・腕を上げるときに肩がすくむ(肩が持ち上がる)くせがある
・肩の外側から二の腕の外側にかけて、ぼんやりした痛みがある
・腕の力は入るが、上げる途中だけ痛くて力が抜ける感じがする
一方で、「腕を上げようとしても力が入らず上がらない」「転んだあとから急に上がらなくなった」場合は腱板損傷(腱板断裂)、「ある日突然、夜も眠れないほど激しく痛む」場合は石灰沈着性腱板炎、「人に腕を持ち上げてもらっても上がらない・あらゆる方向に硬い」場合は四十肩・五十肩(凍結肩)のことがあります。似た症状でも対応が大きく変わるため、自分で決めつけずに確かめることが大切です。
【なぜ起こるの?】
インピンジメント(肩峰下痛)は、「腱板や滑液包にかかる負担」と「それに耐える力」のバランスが崩れたときに起こりやすくなります。主な要因は次のとおりです。
・腕を上げる動作のくり返し:投球、バレーボール、テニス、水泳、バドミントンなどのスポーツ。仕事では、天井や高い棚での作業、重い物の持ち上げ、美容師・調理・介護など腕を上げ続ける作業
・急な負担の増加:大会前の練習量アップ、新しい種目やフォームの変更、引っ越しや大掃除で腕を酷使したあと
・腱板の筋力低下・疲労:腱板が弱ったり疲れたりすると、腕を上げるときに腕の骨の頭が上にずれやすくなり、屋根の下のすき間が狭くなると考えられています
・肩甲骨の動きのくせ:腕を上げるとき、本来は肩甲骨も外側に回りながら上を向いて、屋根をよけるように動きます。猫背や肩甲骨まわりの筋力不足で肩甲骨の動きが乱れると、肩の前や上に負担が集中しやすくなります
・姿勢:長時間のスマホ・パソコン作業による猫背、巻き肩
・年齢:40代以降は腱板そのものが少しずつ傷みやすくなります
・骨の形:肩峰の形や、肩峰の下にできた骨のとげ(骨棘:こつきょく)が関係するとも言われてきましたが、骨を削っても結果が変わらなかった研究から、骨の形だけが原因とは考えにくくなっています【4】【5】【7】
野球やバレーボールなど、腕を頭の上で使う若い選手では、肩の後ろ側の硬さや肩甲骨の動きの乱れから、肩の奥で腱がはさまる「インターナル(内側)インピンジメント」という別のタイプの痛みも起こります。投球で肩が痛む場合は野球肩のページもご覧ください。また、首の骨や神経の問題(頚椎症など)で肩に痛みが出ることもあるため、腕のしびれを伴う場合は首の痛みの評価も行います。
【自分の段階・重症度の目安】
肩の痛みは、原因によって対応が大きく変わります。以下はあくまで目安です。当てはまるものがあれば、どの段階かを一緒に確かめましょう。
・段階1(使いすぎの初期):スポーツや作業のあとに肩が重だるい、腕を上げる途中で少し引っかかる。休むと楽になる。この段階なら、練習量や作業の調整と、肩甲骨・腱板の運動で比較的早く楽になることが多い段階です。
・段階2(腱板炎・滑液包炎が続いている):腕を上げる途中で毎回痛む(ペインフルアーク)、痛い側を下にして寝るとうずく、スポーツのパフォーマンスが落ちる。この段階なら、エコーで滑液包の厚みや腱板の傷みを確かめ、負担を減らしながら運動療法をしっかり進める時期です。
・段階3(長引く・くり返す):3か月以上続く、良くなったり悪くなったりをくり返す、夜間の痛みが強い。この段階なら、腱板の部分的な断裂や石灰沈着、肩の関節の硬さ(凍結肩)など、ほかの原因が隠れていないかを特に丁寧に確かめます。
・別の状態を疑うサイン:腕に力が入らず上がらない(腱板断裂)、急に激しく痛くなった(石灰沈着性腱板炎)、人に持ち上げてもらっても上がらない(凍結肩)、転んで肩を打ったあとから痛い(骨折や肩鎖関節損傷)。
肩の「インピンジメントテスト」として有名なものに、ニアーテスト(腕をまっすぐ前から上げる)、ホーキンス・ケネディテスト(腕を前に上げて内側にひねる)があります。ただし、研究をまとめた報告では、ニアーテストの感度(痛みのある人を陽性と見つける割合)は72%・特異度(痛みのない人を陰性と見分ける割合)は60%、ホーキンス・ケネディテストは79%・59%、ペインフルアークは53%・76%で、どのテストも「これひとつで決められる」ほど正確ではありませんでした【3】。インターネットで見た自己チェックで「インピンジメントだ」と決めつけず、問診・複数の検査・エコーを組み合わせて確かめることが大切です。
【こんな場合はすぐにご連絡ください】
次のような場合は、早めの対応が必要です。
・左肩やあごにかけての痛みに加えて、胸の痛み・締めつけ感、息苦しさ、冷や汗がある:心臓の病気(心筋梗塞など)のこともあるため、すぐに救急へ(119番)
・意識がおかしい、呼吸が苦しい:すぐに救急へ(119番)
・転んだり、ぶつけたりしたあとから腕が上がらない、肩の形が変わった:骨折・脱臼・腱板断裂のことがあります。当院でエコーで確かめ、応急の固定をしたうえで、必要なら連携する整形外科へその日のうちにおつなぎします
・腕や手にはっきりしたしびれがある、力が入らない:まずお電話ください。その場で最適な受診先をご案内します
・肩が赤く腫れて熱をもっている、熱が出ている:関節の感染などのこともあるため、まずお電話ください。その場で最適な受診先をご案内します
・安静にしていても夜通し強く痛む、体重が理由なく減っている:まずお電話ください。状態をうかがい、最適な受診先をご案内します
【当院での評価(エコーで確かめること)】
当院では、「肩が痛い=インピンジメント」と決めつけず、痛みの出どころを順番に確かめていきます。来院時の流れは次のとおりです。
1. 問診:いつから、どんな動きで痛むか、スポーツや仕事の内容、夜の痛み、しびれの有無、これまでの治療(注射・薬・リハビリ)をうかがいます。
2. 動きと姿勢の観察:腕を上げたときにどの角度で痛むか(ペインフルアーク)、肩がすくむくせ、肩甲骨の動き、猫背・巻き肩、首の動きを確かめます。左右差も見ます。
3. 筋力と徒手検査:腱板の4つの筋肉それぞれの力、ニアーテスト・ホーキンス・ケネディテストなどを組み合わせて、痛みの出どころを絞り込みます【3】。人に持ち上げてもらうと上がるか(自分で上げるときと差があるか)も、凍結肩との区別に役立ちます。
4. エコーで確かめる:ここが当院の大切なポイントです。エコーは、レントゲンには写らない腱や滑液包を、その場で画面に映して確かめられます。オランダのガイドラインでも、症状が続く場合の画像検査としてエコーが推奨され、特に腱板の断裂がないかを確かめる目的が挙げられています【1】。
当院のエコー(キヤノン Aplio a Verifia)で確かめる主な点は次のとおりです。
・滑液包の厚み:肩峰下滑液包に水がたまって厚くなっていないかを左右で比べます。インピンジメントの症状がある人では、肩の上の腱を輪切りに見た画像で滑液包の水の層が健康な人より厚かったという報告があります(平均1.01mmと0.67mm)【12】。
・腱板(特に棘上筋の腱):腱の厚み、腫れ、内部の黒い(低エコーの)部分、表面のへこみなどを観察し、部分的な断裂や全層断裂がないかを確かめます。
・石灰:腱板の中に白く光る石灰(カルシウムの沈着)がないかを確かめます。
・動的インピンジメント:腕をゆっくり上げてもらいながらエコーを当て、腱板と滑液包が肩峰の下をどう通過するか、引っかかるように盛り上がる様子がないかを動画で観察します。エコーは、腕を動かしながら骨と腱・滑液包の位置関係を直接見られる点が特長です【11】。
・上腕二頭筋の腱、肩鎖関節:肩の前の腱の腫れや、肩の上の関節(肩鎖関節)の腫れも合わせて確かめます。
ただし、正直にお伝えすると、エコーで見える変化と痛みは、いつも一致するわけではありません。腕を上げたときに滑液包が少し盛り上がる様子は、痛みのある人と健康な人で同じくらい見られたという研究があります(平均0.39mmと0.35mm)【12】。そのため当院では、エコーの画像だけで決めず、「どの動きで、どこが痛むか」という体の反応と、エコーの所見を照らし合わせて判断しています。院長は19年のエコー観察の経験をもとに、画像をお見せしながら、今の肩で何が起きていそうかをご説明します。
レントゲンでは骨の形や石灰の有無は分かりますが、腱板や滑液包そのものは写りません。「レントゲンでは異常なしと言われたのに痛い」という肩も、エコーで腱や滑液包の変化が見つかることがあります。逆に、腱板の大きな断裂が疑われる、骨折が疑われる、手術を検討する段階になった場合などは、連携する整形外科へおつなぎし、MRIなどの検査や医師の判断を受けていただけるようにしています。
【当院での施術】
インピンジメント(肩峰下痛)の施術の中心は、運動療法です。研究をまとめた報告では、痛みに対して運動療法は運動をしない対照より効果があり、肩に合わせた「特定の運動」は一般的な運動より効果が大きかったとされています【9】。ただし、もとになった研究の質は高くなく、効果の大きさには幅があることも付け加えておきます【9】。
・負担の調整(まず痛みを落ち着かせる):痛みが強い時期は、痛む角度での反復動作(投球、頭上の作業など)を一時的に減らします。ただし、肩を完全に固定して動かさないことは勧められていません【1】。痛みの出ない範囲で動かし続けることが、硬さを防ぐうえでも大切です。
・肩甲骨の運動:肩甲骨を寄せる、下げる、外に回す動きを、壁や机を使ってやさしく練習します。腕を上げるときに肩甲骨が屋根をよけるように動けると、肩の前や上への負担が減ると考えられています。
・腱板の運動:ゴムチューブや軽いダンベルで、腕を外にひねる・内にひねる運動から始めます。ガイドラインでは、強すぎない負荷で回数を多く行う運動が勧められています【1】。痛みが落ち着くにつれて、腕を上げた位置での運動、スポーツ動作に近い運動へと段階的に進めます。
・姿勢・胸の柔軟性:猫背・巻き肩を整えるため、胸の筋肉や背中のストレッチ、胸椎(背中の骨)を動かす運動を行います。
・手技:硬くなった筋肉や肩の後ろ側の硬さをほぐし、関節の動きを出します。研究のまとめでは、運動に手技を加えると短い期間では痛みが軽くなりやすかったとされています【9】。
・テーピング:肩甲骨の動きを助ける、痛みを和らげる目的でテーピングを使うことがあります。研究のまとめでは、テープは偽のテープと比べて小〜中程度の効果があったと報告されています【9】。
・物理療法:当院では、痛みを和らげて運動療法を進めやすくする目的で、アキュスコープ(微弱電流)を活用しています。長引く腱の痛みには、拡散型体外衝撃波(SHOCKMASTER)を運動療法と組み合わせることがあります。研究のまとめでは、体外衝撃波は偽の治療と比べて小〜中程度の効果があったと報告されています【9】。石灰沈着性腱板炎に対しては、オランダのガイドラインでも体外衝撃波が選択肢として挙げられています【1】。
「どのくらい通えばいいのか」もよく聞かれます。イギリスで708人を対象に行われた研究(GRASP試験)では、理学療法士による最大6回の段階的な運動プログラムと、1回の丁寧な指導(自宅での運動の説明を含む)を比べたところ、12か月間の肩の痛みと機能に差がありませんでした【10】。つまり、「たくさん通うこと」よりも、「正しいやり方を理解して、自宅で続けること」が大切だと考えられます。当院では、来院時に運動のやり方と負荷の上げ方を一緒に確認し、ご自宅で続けられる量に絞ってお伝えしています。
注射と手術についても、正直にお伝えします。ステロイド注射(炎症を抑える注射)は、短い期間の痛みを和らげる効果が報告されていますが【9】、GRASP試験では12か月の長い目で見た効果は認められませんでした【10】。痛みが強く運動療法が進められない場合などは、連携する整形外科に注射の相談をおつなぎすることがあります。
骨の屋根を削って広げる「肩峰下除圧術(けんぽうかじょあつじゅつ)」は、かつてインピンジメントの代表的な手術でした。しかし、次のような研究で、その効果に大きな疑問が示されています。
・イギリスのCSAW試験:32の病院で313人を、除圧術・関節鏡で中をのぞくだけの手術(骨を削らない=プラセボ手術)・何もしないの3つに分けました。6か月後、除圧術とプラセボ手術のあいだに差はありませんでした。手術をした2つのグループは何もしないグループより少し良い結果でしたが、その差は患者さんが実感できるほどの大きさではありませんでした【4】。
・フィンランドのFIMPACT試験:210人を除圧術・プラセボ手術・運動療法の3つに分けたところ、2年後に除圧術はプラセボ手術より良い結果ではありませんでした【5】。さらに10年後まで追いかけた報告でも、除圧術はプラセボ手術や運動療法と比べて差がありませんでした【6】。
・研究のまとめ:8つの研究(1,062人)をまとめたコクラン・レビューでは、除圧術はプラセボ手術と比べて痛み・機能・生活の質を意味のある程度には改善しない、という確かさの高い結論でした【7】。
・これらをもとに作られた国際的な診療ガイドライン(BMJ誌)では、3か月以上続く肩峰下痛に対して、除圧術を「行わないことを強く推奨する」とされています【8】。
ただし、これは「どんな肩の手術も意味がない」という意味ではありません。腱板が大きく切れている、骨折や脱臼がある、といった場合には手術が勧められることがあります。当院では、エコーでそうした状態が疑われる場合は、連携する整形外科にその日のうちにおつなぎし、手術の相談を含めて医師の判断を受けていただけるようにしています。
連携する整形外科との役割分担についてもご説明します。当院は、エコーでの評価、運動療法、日常生活やスポーツへの復帰の支援を担当します。MRIなどの詳しい画像検査、注射や薬、手術の判断が必要な場合は、連携する整形外科が担当します。なお、骨折や脱臼が疑われる場合、柔道整復師は応急手当を行えますが、その後も施術を続けるには医師の同意が必要です(柔道整復師法17条)。当院では連携する整形外科と、同意や画像検査についての連携を行っています。
【復帰までの目安】
インピンジメント(肩峰下痛)は、骨折のように「何週間で骨がつく」という決まった期間があるものではありません。症状の強さ、続いている期間、年齢、スポーツや仕事の内容で大きく変わります。研究では、運動療法の効果を3か月〜1年単位で確かめているものが多く【5】【10】、オランダのガイドラインでは、症状が6週間以上続く場合に画像検査や仕事上の工夫を検討する区切りとしています【1】。また、肩の痛みは長引いたりくり返したりしやすく、肩の痛みがある人の54%が3年後にも症状が残っていたという報告もあります【2】。だからこそ、痛みが軽くなっても運動を続けることが再発予防につながります。
当院での段階的な復帰の目安は次のとおりです。
| 段階 | 目安となる状態 | 進め方 |
|---|---|---|
| 1. 痛みを落ち着かせる | 腕を上げる途中で毎回痛む・夜うずく | 痛む動きを減らし、痛くない範囲で肩甲骨・腱板の運動を開始 |
| 2. 動きと筋力を取り戻す | 日常の動作でほぼ痛まない | 腱板・肩甲骨の運動の負荷を上げ、腕を上げた位置での運動へ |
| 3. 競技・仕事の動作に戻す | 腕を上げた位置での運動で痛まない・左右の筋力差が小さい | 軽い投球・スイング・泳ぎ・頭上作業から段階的に量と強さを上げる |
スポーツ復帰の基準として、当院では次の点を確かめています。
・腕を上げる動き(前・横)で痛みがない、またはごく軽い
・腱板の筋力(外にひねる・内にひねる)の左右差が小さい
・肩甲骨の動きのくせが改善している
・エコーで滑液包の腫れや腱の変化が落ち着いてきている
・競技動作(投げる・打つ・泳ぐ)を軽い強度から行っても、翌日に痛みが強くならない
【自宅でできること・予防】
・痛む角度をくり返さない:痛みが強い時期は、腕を肩より高く上げる動作をなるべく減らします。高い棚の物は踏み台を使う、洗濯物は低い位置で干すなどの工夫も有効です。
・ただし、動かさないのも良くない:痛くない範囲で、腕を前後に振る、机に手をついて肩をゆっくり回すなど、肩を動かし続けましょう。
・肩甲骨の体操:両肩をすくめてストンと落とす、肩甲骨を背骨に寄せて5秒止める、を1日数回。
・チューブで腱板の運動:ひじを90度に曲げて脇につけ、ゴムチューブを外側に引く運動を、痛みのない範囲で10〜15回×2〜3セット。痛みが翌日に残るなら負荷を下げます。
・姿勢:スマホやパソコンを目の高さに近づけ、30分に1回は胸を開くストレッチを。
・寝方:痛い側を下にして寝ないようにし、あお向けで寝る場合は、ひじの下にタオルやクッションを置くと楽になることがあります。
・練習量の管理:投球数・スパイク数・泳ぐ距離を急に増やさない。大会前や合宿で練習が増えるときこそ、肩甲骨と腱板の運動を続けましょう。
・入浴で温める:長引く肩の痛みでは、温めて筋肉をゆるめると動かしやすくなります(ぶつけた直後で腫れているときは冷やします)。
【よくある質問】
Q. 宜野湾で、仕事帰りの夜でも肩の痛みを診てもらえますか?
A. はい。当院は平日21:00まで、土日祝も受け付けています(水曜午前は休み)。お仕事や部活のあとでもご来院いただけます。WEB予約・公式LINE・お電話(098-975-9074)からご予約ください。北谷・浦添・中城・沖縄市などからも来院されています。
Q. インピンジメントと言われました。手術しないと良くならないのでしょうか?
A. 多くの場合、まずは運動療法が基本です。骨を削る手術(肩峰下除圧術)は、プラセボ手術と比べた複数の研究で差がなかったことが分かっています【4】【5】【7】。ただし腱板が大きく切れているなど手術が勧められる状態もあるため、当院ではエコーで確かめ、必要なら連携する整形外科へおつなぎします。
Q. 部活(野球・バレー・水泳)は休むべきですか?
A. 痛む動作の量を減らしながら、痛くない範囲での練習や体幹・下半身のトレーニングは続けられることが多いです。完全に休むか、メニューを調整して続けるかは、痛みの強さやエコーの所見で変わりますので、一緒に決めましょう。
Q. 四十肩・五十肩とインピンジメントはどう違うのですか?
A. インピンジメントは「腕を上げる途中の角度だけ痛い」ことが多く、人に持ち上げてもらうと上まで上がります。四十肩・五十肩(凍結肩)は肩の関節そのものが硬くなるため、自分でも人に持ち上げてもらっても上がりにくくなります。当院では動きの検査とエコーで区別しています。
Q. 湿布や痛み止めだけで様子を見てもいいですか?
A. 痛み止めや湿布で痛みが和らぐことはありますが、腱板の筋力や肩甲骨の動きのくせはそのままです。数週間たっても腕を上げる途中の痛みが続く場合は、原因を確かめて運動療法を始めることをおすすめします。
Q. 「レントゲンでは異常なし」と言われたのに肩が痛いのはなぜですか?
A. レントゲンは骨を写す検査で、腱板や滑液包は写りません。当院のエコーでは、腱板の傷みや滑液包の腫れ、腕を上げたときの動きをその場で確かめられますので、お気軽にご相談ください。
【迷ったときは、相談だけでもどうぞ】
「これくらいで行ってもいいのかな」「接骨院で診てもらえるケガなのか分からない」という段階でも、遠慮なくご相談ください。ケガで困ったら、まず宜野湾スポーツ接骨院へ。
当院では、問診と身体の検査、エコー(超音波)での観察で状態を確かめ、当院で施術できる状態かどうかをその場ではっきりお伝えします。レントゲンやMRIなどの画像検査、手術の相談が必要と考えられる場合は、当院から連携する整形外科へおつなぎしますので、最初の窓口は当院で大丈夫です。
相談だけのご来院でもかまいません。お電話(098-975-9074)・公式LINEでも受け付けています。平日は21時まで、土日祝も受付しています。
腱板や滑液包(かつえきほう)の状態はレントゲンには写らないため、「レントゲンで異常なし」と言われた肩の痛みもエコーで確かめられます。
【関連するコラム・ページ】
・エコーで何が分かる?沖縄・宜野湾でエコーを使う接骨院
・「レントゲンで異常なし」と言われたのに痛い|写らないケガをエコーで確認する
【関連する症状ページ】
・腱板損傷・腱板断裂(肩の腱のケガ)
・石灰沈着性腱板炎(肩の石灰)
・四十肩・五十肩
・野球肩(投球障害肩)
・肩鎖関節損傷(肩の上の出っ張り・鎖骨の外側のズレ)
・首の痛み(頸部痛)
・ほかの症状を、痛む場所・症状名から探す(症状ページ検索)
ご予約・ご相談は、WEB予約・公式LINE・お電話(098-975-9074)で承っています。
【参考文献】
1) Diercks R, et al. Guideline for diagnosis and treatment of subacromial pain syndrome: a multidisciplinary review by the Dutch Orthopaedic Association. Acta Orthop. 2014;85(3):314-22.
2) Lewis JS. Rotator cuff tendinopathy/subacromial impingement syndrome: is it time for a new method of assessment? Br J Sports Med. 2009;43(4):259-64.
3) Hegedus EJ, et al. Which physical examination tests provide clinicians with the most value when examining the shoulder? Update of a systematic review with meta-analysis of individual tests. Br J Sports Med. 2012;46(14):964-78.
4) Beard DJ, et al. Arthroscopic subacromial decompression for subacromial shoulder pain (CSAW): a multicentre, pragmatic, parallel group, placebo-controlled, three-group, randomised surgical trial. Lancet. 2018;391(10118):329-338.
5) Paavola M, et al. Subacromial decompression versus diagnostic arthroscopy for shoulder impingement: randomised, placebo surgery controlled clinical trial. BMJ. 2018;362:k2860.
6) Kanto K, et al. Arthroscopic subacromial decompression versus placebo surgery for subacromial pain syndrome: 10 year follow-up of the FIMPACT randomised, placebo surgery controlled trial. BMJ. 2025;391:e086201.
7) Karjalainen TV, et al. Subacromial decompression surgery for rotator cuff disease. Cochrane Database Syst Rev. 2019;1(1):CD005619.
8) Vandvik PO, et al. Subacromial decompression surgery for adults with shoulder pain: a clinical practice guideline. BMJ. 2019;364:l294.
9) Steuri R, et al. Effectiveness of conservative interventions including exercise, manual therapy and medical management in adults with shoulder impingement: a systematic review and meta-analysis of RCTs. Br J Sports Med. 2017;51(18):1340-1347.
10) Hopewell S, et al. Progressive exercise compared with best practice advice, with or without corticosteroid injection, for the treatment of patients with rotator cuff disorders (GRASP): a multicentre, pragmatic, 2 × 2 factorial, randomised controlled trial. Lancet. 2021;398(10298):416-428.
11) Bureau NJ, et al. Dynamic sonography evaluation of shoulder impingement syndrome. AJR Am J Roentgenol. 2006;187(1):216-20.
12) Daghir AA, et al. Dynamic ultrasound of the subacromial-subdeltoid bursa in patients with shoulder impingement: a comparison with normal volunteers. Skeletal Radiol. 2012;41(9):1047-53.
症状
-
成長痛(夜に子どもの脚が痛む・朝には元気)
夜に両脚を痛がり朝には元気な「成長痛」の特徴と、オスグッドや疲労骨折との見分け方、すぐ相談すべきサインを解説します。
-
アキレス腱付着部症(かかとの後ろの痛み・ハグランド病)
アキレス腱がかかとの骨につく部分の痛み。靴の当たり、付着部向けの運動、体外衝撃波、エコーでの確かめ方を解説します。
-
子どものO脚・X脚(年齢による自然な変化と、相談したほうがよいサイン)
2歳ごろまでのO脚、3〜4歳ごろのX脚は多くが成長の途中の形です。研究データと、相談したほうがよいサインを解説します。
-
ストレートネック(スマホ首)と首・肩の痛み
レントゲンでストレートネックと言われた、スマホ首が心配な方へ。首のカーブと痛みの関係の研究と、痛みを減らす運動療法を解説します。
-
背中の痛み・ぎっくり背中(肩甲骨の間・背中の筋肉の痛み)
肩甲骨の間や背中の筋肉の痛み、急に動けなくなるぎっくり背中。原因の見分け方と、注意すべき内臓のサイン、当院での流れを解説します。
-
胸郭出口症候群(腕のしびれ・だるさ・肩から手にかけての重さ)
腕を上げる・つり革を持つと手がしびれる、腕がだるい。胸郭出口症候群の仕組みと、当院でのエコーを使った評価・運動療法を解説します。
-
首から腕のしびれ(頚椎症性神経根症・頚椎椎間板ヘルニア)
首から肩・腕・指先へ広がる痛みやしびれ(頚椎症性神経根症・頚椎椎間板ヘルニア)。自然経過や見分け方、当院での施術を解説します。
-
腰部脊柱管狭窄症(歩くと脚がしびれる・休むと楽になる=間欠性跛行)
歩くと脚がしびれ、前かがみで休むと楽になる腰部脊柱管狭窄症。血管の病気との見分け方や運動療法、手術との比較研究を解説します。
-
腰椎椎間板ヘルニア(腰の痛みと脚のしびれ)
腰の痛みと脚のしびれが出る腰椎椎間板ヘルニア。自然に小さくなる例や手術との比較研究、当院での運動療法を解説します。
-
バーナー症候群(スティンガー:タックルや転倒で首から腕に電気が走る・しびれる)
タックルや転倒で首から腕に電気が走るバーナー症候群。すぐ連絡すべきサインと当院の流れ、復帰の目安を解説します。
-
腹筋の肉離れ(脇腹の肉離れ・腹直筋の肉離れ:投球・打撃・サーブ・スパイクで痛める)
投球・打撃やサーブ、スパイクで起こる脇腹・腹筋の肉離れ。エコーで確かめる当院の流れと復帰の目安を解説します。
-
親指の付け根の靭帯損傷(スキーヤーズサム・ゲームキーパー母指:母指MP関節尺側側副靭帯損傷)
親指の付け根の内側の靭帯のケガ。手術が必要な「ステナー病変」がないか、エコーで確かめます。
-
足首の骨折(足関節果部骨折:外くるぶし・内くるぶしの骨折)
外くるぶし・内くるぶしの骨折。捻挫との見分けが大切です。エコーで骨の表面を確かめ、応急の固定まで行います。
-
高位足関節捻挫(ハイアンクルスプレイン:脛腓靭帯損傷・足首の上の捻挫)
すねの2本の骨をつなぐ靭帯のケガ。普通の捻挫より回復に時間がかかりやすく、エコーで靭帯を確かめます。
-
自転車・バイク事故のケガ(転倒で多い鎖骨骨折・肩・手首・膝の痛み・すり傷のあとに残る痛み)
自転車・バイク・原付の転倒や事故で多い鎖骨骨折、肩・手首・膝のケガ。すり傷が治っても残る痛みをエコーで確かめます。
-
交通事故後の胸の痛み(シートベルト・エアバッグによる胸部打撲・肋骨骨折・胸骨骨折)
シートベルトやエアバッグで胸を打ったあとの痛み。胸部打撲・肋骨骨折・胸骨骨折をエコーで確かめ、危険なサインを見逃しません。
-
交通事故後の手首・指のケガ(ハンドルを握ったまま・手をついた:手首の捻挫・TFCC損傷・舟状骨骨折・突き指)
ハンドルを握ったまま、エアバッグ、手をついたことで起こる手首・指のケガ。捻挫・TFCC・舟状骨骨折をエコーで確かめます。
-
交通事故後の膝のケガ(ダッシュボード損傷:膝の打撲・後十字靭帯損傷・膝のお皿のケガ)
交通事故で膝をダッシュボードにぶつけたあとの痛み。膝の打撲、後十字靭帯損傷、膝のお皿のケガの見分け方と当院での流れを解説します。
-
交通事故後の背中の痛み(胸椎捻挫・背中の筋肉の挫傷・肩甲骨まわりの痛み)
交通事故のあとに出る背中の痛み。胸椎捻挫や背中の筋肉の挫傷、肩甲骨まわりの痛みの見分け方と当院での流れを解説します。
-
交通事故後の腕・手のしびれ(むち打ちに伴う神経の症状・胸郭出口の考え方)
交通事故のあとに出る腕・手のしびれ。むち打ちに伴う神経の症状や胸郭出口の考え方、受診の目安と当院での流れを解説します。
-
交通事故後の肩の痛み(シートベルトによる肩の打撲・肩の捻挫・肩鎖関節のケガ)
交通事故のあとに出る肩の痛み。シートベルトによる打撲、肩の捻挫、肩鎖関節のケガの見分け方と当院での流れを解説します。
-
足の指の付け根の痛み(種子骨障害・フライバーグ病)
親指の付け根の裏の種子骨障害と、10代女子に多い第2趾の付け根のフライバーグ病。エコーで見分けます。
-
タナ障害(滑膜ひだ障害:膝の内側のひっかかり・曲げ伸ばしでコキッと鳴る痛み)
膝のお皿の内側にある「ひだ」が挟まって起こるタナ障害。見分け方・エコーでの確認・保存療法の流れを解説します。
-
膝の裏の痛み(ベーカー嚢腫・膝窩筋腱炎・ハムストリングやふくらはぎの付着部・半月板後節など)
膝の裏の痛みはベーカー嚢腫、腱や筋肉の付着部、半月板などが原因に。見分け方と注意したいサインを解説します。
-
後十字靭帯(PCL)損傷(膝を打った・膝をついて転んだあとの膝のぐらつき・痛み)
ダッシュボード損傷や膝をついての転倒で起こる後十字靭帯損傷。見分け方・保存療法・復帰までの流れを解説します。
-
股関節唇損傷・FAI(大腿骨寛骨臼インピンジメント:若い人の股関節の詰まり感・引っかかり)
股関節を深く曲げると奥が詰まる、引っかかる。股関節唇損傷・FAIの仕組み、運動療法と手術の研究、当院での流れを解説します。
-
肘の内側の靭帯損傷(内側側副靭帯損傷・UCL損傷:投球や柔道・レスリングで肘の内側が痛む)
投球や柔道・レスリングで痛めた肘の内側の靭帯損傷。ストレスエコーで関節のゆるみを確かめ、復帰まで支えます。
-
リトルリーグ肩(上腕骨近位骨端線離開/成長期の投手の肩の痛み)
成長期の投手に多いリトルリーグ肩。骨端線のケガの仕組み、投球数・休養の目安、エコーでの確認と復帰までの流れ。
-
肩のインピンジメント症候群(腕を上げると肩が詰まる・ペインフルアーク:肩峰下滑液包炎・腱板炎)
腕を上げる途中で肩が痛む「インピンジメント」。エコーで滑液包と腱板を確かめ、運動療法で回復を目指します。
-
ふくらはぎの肉離れ(テニスレッグ・ヒラメ筋損傷)・こむら返り
テニスやランニング中の「ブチッ」という痛み、くり返すこむら返り。エコーで損傷部位と血腫を確かめる当院の流れと復帰の目安を解説します。
-
子どもの肘の骨折・肘の脱臼(上腕骨顆上骨折・外顆骨折/転んで手をついた後の肘の腫れ)
鉄棒や遊具で転んで手をついた後の肘の腫れ。顆上骨折・外顆骨折・肘の脱臼の見分け方と救急のサイン、当院での流れ。
-
骨盤の裂離骨折(剥離骨折:上前腸骨棘・下前腸骨棘・坐骨結節・成長期のダッシュやキックで足の付け根が痛い)
成長期のダッシュやキックで起こる骨盤の剥離骨折。部位ごとの特徴、エコーでの確かめ方、復帰までの流れを解説します。
-
有痛性分裂膝蓋骨(膝のお皿の外側上が痛い・小学生〜中学生のスポーツ)
膝のお皿が分かれている「分裂膝蓋骨」が痛むとき。仕組み、オスグッドとの違い、エコーでの確かめ方と復帰までを解説します。
-
捻挫ぐせ(慢性足関節不安定症:CAI・足首のゆるさ・くり返す捻挫)
捻挫をくり返す・足首がグラつく「捻挫ぐせ」の仕組みと、エコーで靭帯を確かめる当院の評価と再発予防を解説します。
-
捻挫のあと長引く足首の痛み(距骨骨軟骨損傷・インピンジメント・三角骨・踵骨前方突起骨折など)
捻挫から何週間たっても痛い・腫れる…見逃されやすいケガの種類と見分け方、エコーで確かめる当院の流れを解説します。
-
マレット指(槌指)・指の骨折・ボクサー骨折(指先が伸びない・こぶしの小指側の痛み)
指先が垂れて伸びないマレット指、指の骨折、こぶしの小指側が痛むボクサー骨折の見分け方と固定・復帰の目安。
-
手首の骨折(橈骨遠位端骨折・舟状骨骨折:転んで手をついた手首の痛み)
転んで手をついて起こる手首の骨折。子どもの隆起骨折、高齢者の骨折、写りにくい舟状骨骨折をエコーで確かめます。
-
肋骨骨折・肋軟骨損傷(ろっこつこっせつ:胸をぶつけた・ゴルフ・咳で胸が痛い)
ぶつけた・ゴルフ・咳で起こる肋骨骨折や肋軟骨損傷。レントゲンに写りにくい骨折をエコーで確かめ、固定します。
-
足の甲の骨折(中足骨骨折・中足骨の疲労骨折)
足の甲の骨(中足骨)の骨折と疲労骨折。ケガの直後も、走ると痛む段階も、エコーでその場で確かめます。
-
鎖骨骨折(さこつこっせつ:転んで肩を打った・自転車やラグビー・柔道のケガ)
自転車・転倒・ラグビーや柔道で多い鎖骨骨折。エコーで確かめ、三角巾や鎖骨バンドで固定し、復帰まで支えます。
-
ジョーンズ骨折(第5中足骨の付け根の骨折・足の小指側の痛み)
足の小指側の付け根の骨折。血流が少なく骨がつきにくい場所です。前駆痛の段階からエコーで確かめます。
-
肩関節脱臼・反復性肩関節脱臼
肩関節脱臼・反復性脱臼の整復と固定、エコー観察、部活復帰の目安。夜間・土日祝も対応
-
離断性骨軟骨炎(肘・膝の骨と軟骨の障害)
成長期の肘や膝の骨軟骨障害
-
腓骨筋腱の痛み(外くるぶしの後ろ・足の外側の痛み)
外くるぶし後ろの腱の痛み
-
ド・ケルバン病(手首の親指側の痛み)
手首の親指側が痛む腱鞘炎
-
ばね指(指が引っかかる・伸ばすとカクンとなる)
指が引っかかるばね指
-
肩鎖関節損傷(肩の上の出っ張り・鎖骨の外側のズレ)
肩の上が出っ張る肩鎖関節のケガ
-
膝の内側側副靭帯損傷(MCL損傷)
膝の内側の靭帯を痛めるMCL損傷
-
むち打ち症(頚椎捻挫・外傷性頚部症候群)
交通事故後の首の痛み・むち打ち症
-
交通事故後の腰の痛み(腰椎捻挫)
交通事故後に続く腰の痛み・腰椎捻挫
-
交通事故後の頭痛・めまい
交通事故後に続く頭痛・めまい・ふらつき
-
骨がつきにくいとき(骨癒合遅延・偽関節)
骨折後に骨がつきにくい状態への対応
-
ハムストリング付着部の痛み(坐骨・お尻の下の痛み)
坐骨・お尻の下が痛むハムストリング付着部の痛み
-
大腿骨大転子部痛症候群(お尻の横・股関節の外側の痛み)
お尻の横・股関節外側の痛み
-
ゴルフ肘(上腕骨内側上顆炎)
肘の内側が痛むゴルフ肘
-
手首の痛み・TFCC損傷(手首の小指側の痛み)
手首の小指側が痛むTFCC損傷
-
疲労骨折(すね・足の甲・腰など)
くり返しの負担で骨に起こる骨折
-
首の痛み(頸部痛)
続く・くり返す首の痛み(頸部痛)
-
肘内障(手を引っ張られた後に腕を動かさない)
手を引っ張られた後に起こる幼児の肘のケガ
-
モートン病(モートン神経腫)
足の指の付け根のしびれ・焼けるような痛み
-
仙腸関節の痛み(腰の下・お尻の片側の痛み)
腰の下・お尻の片側が痛む方に
-
鵞足炎(膝の内側の痛み)
膝の内側・少し下が痛む鵞足炎
-
打撲・筋挫傷(チャーリーホース)
ぶつけた筋肉のケガと正しい初期対応
-
グロインペイン(鼠径部痛・股関節周りの痛み)
サッカー選手に多い脚の付け根の痛み
-
ランナー膝(膝蓋大腿部痛・腸脛靭帯炎)
走ると膝の前や外側が痛むランナー膝
-
変形性股関節症・股関節の痛み(中高年)
中高年の股関節・足の付け根の痛みに
-
野球肩(投球障害肩)
投げると肩が痛む野球・球技の選手に
-
有痛性外脛骨(足の内側の出っ張りの痛み)
足の内側の骨の出っ張りが痛む成長期の障害
-
外反母趾(足の親指の付け根の痛み)
親指の付け根の痛み・変形と対策
-
腱板損傷・腱板断裂(肩の腱のケガ)
肩の腱(腱板)の痛み・損傷・断裂
-
ヘバーデン結節・ブシャール結節(指の関節の変形と痛み)・更年期の手の痛み
指の変形・こわばりと受診の目安
-
半月板損傷
膝の引っかかりや腫れが続く方へ
-
突き指(指のケガ)
突き指の種類と固定・受診の目安
-
膝蓋骨脱臼・MPFL損傷(お皿の脱臼)
膝のお皿の脱臼と再発予防のリハビリ
-
ジャンパー膝(膝蓋腱炎・膝蓋腱症)
ジャンプ競技に多い膝のお皿の下の痛み
-
前十字靭帯(ACL)損傷と術後リハビリ
切り返し・着地でのひざの大けが
-
アキレス腱の痛み(アキレス腱症・アキレス腱断裂)
ランナーや中高年に多いかかと上の痛み
-
石灰沈着性腱板炎(肩の石灰)
肩の腱に石灰がたまって起こる肩の痛み
-
変形性膝関節症(中高年の膝の痛み)
中高年の膝の痛み・こわばりが続く方へ
-
扁平足(子どもと大人の偏平足・足の痛み)
子どもと大人の扁平足、心配なサインと対策
-
シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎・MTSS)
ランナーに多い、走ると痛むすねの内側の痛み
-
シーバー病(踵骨骨端症)
成長期の子どもに多いかかとの痛み
-
腰椎分離症(成長期の腰痛)
成長期のスポーツ選手に多い腰の疲労骨折
-
テニス肘(上腕骨外側上顆炎)
家事や仕事で肘の外側が痛むテニス肘
-
野球肘
投げると肘が痛い成長期の野球選手に
-
腰痛(ぎっくり腰・慢性腰痛)
ぎっくり腰から長引く慢性腰痛まで対応
-
寝違い
-
手根管症候群について
-
腱鞘炎
-
足底腱膜炎
朝の一歩目にかかとが痛む方へ
-
四十肩・五十肩
肩が上がらない・夜に痛む方へ
-
坐骨神経痛(お尻から脚へのしびれ・痛み)
お尻から太もも裏・ふくらはぎへ広がるしびれや痛み。エコーで坐骨神経の様子と動きを見ながら原因を探り、施術します。
-
スポーツ外傷/障害
スポーツ障害は早期発見・予防が重要です
-
肉離れ
肉離れは評価と段階的な復帰が重要
-
骨折
骨折は早期の発見と初期対応が重要です
-
脱臼
脱臼は早期の整復・固定とリハビリが重要です
-
ねんざ
足首をひねった直後から復帰・再発予防まで
-
成長期の痛み オスグッド
成長期の膝下の痛みをエコーで評価
-
交通事故後の痛み・むち打ち
事故後の首・腰の痛みを評価し、分かりやすくご説明します


